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コラム

2015年2月アーカイブ

Nissin i40はドール撮影のお供にも良い

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 CP+で「Nissin i40」に触れる機会があり早速見てきたが、小さくて高性能。純正に拘らないなら間違いなくオススメのフラッシュだ。ドール撮影に視点を置いて「Nissin i40」を少々述べてみたい。

 まずはドール撮影に適している点について順に解説していく。

■ コンパクトさ

 先日カメラの話でもコンパクトさは性能みたいな話をしたが、フラッシュも同じでどんなに高性能でも大きくて持っていくのが面倒と持っていかなければその能力を発揮できない。面倒さが最小限になるコンパクトさが必要だ。

 冒頭の写真はNikon純正SB-600との比較写真、かなり小さいのがご理解いただけると思う。ドールを連れて小旅行と言う時夜景やホテル内の撮影などフラッシュの活躍する機会は多い。しかし車でない限りなるべく荷物は最小限にしたい。最低限の大きさで高性能なi40はとても助かる存在になるだろう。

■ 上バウンスだけでなく左右のバウンスも可

 ドール撮影はバウンス撮影をする機会も多いが、i40は上方向のバウンスのみならず、左右も180度バウンス撮影が可能になっている。コンパクトさでは純正の「NikonのSB-300 」「Canonの270EX II 」などもあるが、この大きさで左右に首を振ってくれるのはありがたい。

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 直焚きの写真(左)とバウンス撮影の写真(右)写真の仕上がりの差は歴然。縦位置撮影が多いドール写真は左右への首振り機能が必須といえる。(作例はNikon SB-600を使用した物です)

■ フラッシュ専門メーカならではの高性能

 最大GN40(Nikon表記27)の部屋撮りなら十分な光量。またカメラメーカーごとラインアップがあり各社の最新自動調光システムに対応しているのでほぼ純正品と遜色ない。

 もう一点、純正の廉価機種では省かれている「A」モードが付いているので、Nikonメインの人がNikon用をCanonカメラに使う場合やTTLが無い古いフィルムカメラでも簡易的に自動調光が可能だ。しかしTTLほど精度は高くない。

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 CP+会場で実際にNikon D5000に40iを装着して撮影した。+1.0段補正を入れて後は普通に撮影しただけだが、綺麗に撮影できている。スイッチ類の位置さえ覚えれば純正品と同等の手軽さで純正同様の確実な写真が得られる。反面価格は23000円台とスペックを考えればかなり良心的だ。

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 上の写真の撮影データを見てみた。カメラ側はフラッシュを純正のSB-800と認識している様だ。最も演算が進んだ、i-TTL-BL調光に対応しているのも確認できる。

 現在4社に対応する製品がラインナップしている。自分のカメラメーカの物を選ぼう。

ドールを綺麗に写すバウンス撮影とオススメフラッシュ

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 「バウンス撮影」はドール撮影をする時覚えておいて損はないテクニックだ。「フラッシュを使用して撮影すると綺麗に撮影できない」という悩みを抱えているならかなりの確率で写真を改善できる。

 今回はバウンス撮影の方法、効果、ドール撮影に適したフラッシュを紹介する。

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 撮影時フラッシュは通常被写体に向け発光するが、バウンス撮影は写真の様に一旦白い天井に向け発光し反射した柔らかい光を被写体に当ててやる方法だ。被写体への光がより自然になりいかにもフラッシュを使用しましたという様な写真になりにくい。

 ここでの注意点は一つ。天井は白または明るいグレーでなくてはならない。黒だと光が反射しないし、色つきの天井だと色かぶりを起こす。また教会など極端に高い天井の場合も光が届かずバウンスできない場合があるので注意が必要だ。 また自宅の天井が白くない場合、フラッシュ光があたる部分に白い紙を貼れば大丈夫だ。

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内蔵フラッシュ 外付フラッシュ直焚き バウンス撮影

 内蔵フラッシュ、外付フラッシュ直焚き、バウンス撮影と撮り比べてみた3枚の写真、クリックで拡大表示される。高い外付けフラッシュを購入しても直焚きでは内蔵ストロボとほとんど変わらない仕上がりだが、バウンス撮影は他の二枚の写真と比較して光が自然で右側の汚い影もない。直接照射では高いフラッシュを購入しても写真の質は向上せず、バウンス撮影の様な一工夫をして初めて綺麗な写真になるといえそうだ。

 そこで購入したいフラッシュは「高い外付けフラッシュ」ではなく「バウンス撮影できる外付けフラッシュ」ということになる。

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 またドールは縦に長い被写体の為写真の様な縦位置撮影を多用する。縦位置の際もバウンスできるフラッシュとなると上方向だけではなく写真の様に左右に首振りするフラッシュが必要になる。「NikonのSB-300 」「Canonの270EX II 」などは上方向のバウンスは出来るが横方向へのバウンスが出来ないので候補から外れる。

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 NikonならSB-700、Canonなら430EXがバウンス機能も付いてオススメだ。NikonのSB-700 は上位機種910に比べレスされている機能もあるが初心者~中級者ならSB-700で十分に楽しめる。また将来上級者になりSB-910が必要になるレベルになった時はSB-910に対応したワイヤレスの二灯目として活用できるので無駄がない。価格差約2万円を考えると十分な発光性能でバウンス撮影も出来るSB-700がオススメだ。

Nikon D5500が発売した今D5300を推す理由

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 「Nikon D5500 18-55 VRII レンズキット ブラック 」が発売になった。このクラスは初めてのドール撮影にオススメのモデルだが、一年前に発売になったD5300も買い時になったと言える。ちなみに私は上の写真の様にもっと古いD5000を使用している。

 D5300からD5500で変わった点は

 液晶モニターがタッチパネルに進化した点、スマホの様に一眼が扱える。

 ISO感度が12800から25600にアップし暗部での撮影がより容易になった。

 60g軽くなった。

× GPSが標準ではなくオプションになった。

という点だ。価格差は18-55mmのレンズキットで比べると執筆日現在D5500が89910円、D5300が64200円で25710円の差がある。今回改良された点にとても魅力を感じる人はD5500が良いだろうが、良い写真を撮影する道具と考えればD5300を購入し、差額の25710円をスピードライトや交換レンズに向けた方がよいだろう。

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 Nikon D5000Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR で撮影した写真、本体は4モデル前、レンズも旧モデルだがオートでもこの様な写真が撮影できる。二世代前位から一眼デジカメは大変高性能なので、ガツガツ新モデルを買い換える必要は全くない。むしろレンズやアクセサリーの充実を図った方がいい。

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 D5x000系はバリアングルモニターが特徴だ。従来の光学ファインダーだけではなくコンパクトの様に液晶画面で構図を決められる。現在は横に開くタイプだが、上下左右自在に液晶モニターが動くので思い切ったハイアングル、ドール撮影時に多用するローアングルにも便利だ。

 しかし光学ファインダーに慣れていると最初は違和感を感じるのも事実、私自身もはいつくばっても光学ファインダーが使用できるならなるべく光学ファインダーを使用するが、1回の旅行時に2~3回はバリアングルモニターお世話になるのも事実。

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 よくコンパクトではダメなんですか?と聞かれる事があるが、綺麗な写真はコンパクトでも撮影できる。しかしコンパクトレンズは10個のうち7~8個当たりが入ったくじを引く様な物で当たり外れに自分の意志が反映されない。失敗もあるが、レンズを選んでカメラを操作して人を驚かせる様な写真を撮影することはコンパクトには難しい。

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 こんな写真もコンパクトが苦手とする写真、これもNikon D5000Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR の組み合わせで撮影している。

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 逆にフルサイズの方がいい写真が撮影できるのではと聞かれる事がある。勿論そうなのだが、「いついかなる時もカメラを持ち歩く」と考えるとフルサイズの大きさがデメリットになる事もある。どんな高性能なカメラも持っていなければ撮影できない。手軽に持ち歩けるD5x00系のカメラはその手軽さがメリットとなる。

 また写真にのめり込み将来フルサイズを購入した時でもサブ機として使える。私の場合も実際撮影枚数が多いのはD3よりD5000の方だ。

 一世代、二世代前なら十二分な性能を持っているのが、現在の一眼デジカメだ。最新モデルを購入すれば所有欲は一番満たされるが、ドールを撮影するなら古いモデルでも大丈夫。

 逆に浮いた予算で洋服を購入したり、何処かへ出かけたり、カメラアクセサリーを充実させるのも賢い選択だ。D5500が発売された今だからこそ、お買い得になったD5300をオススメする。

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雪の環境下での露出ワーク

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 雪が降ったらドールを撮影したくなるのは人情だ。しかし真っ白な雪は露出補正をしっかりやってあげないと白銀の世界を表現できない。今日は雪の環境下での露出補正について解説する。

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+1.0
+2.0

 同じ場所で雪景色を三枚撮影してみた。この場合+2.0の写真がもっとも見た目に近い。雪景色で撮影するポイントはただ一つ、露出をオーバー気味にかけること。被写体にもよるが、およそ+1.0~2.0の所に適正露出がある事が多い。カメラのオート任せだと灰色の雪になってしまうのだ。

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 これはISO400相当オートで撮影した物だが、露出補正を+1.7段入れている。(機材:Nikon D5000 +Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR データ:ISO400、1/200、f7.1、WBオート)

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 こちらも+1.7段の補正を入れている。雪は真っ白、ねんどろいどの谷川柑菜 も適正露出だ。(機材:Nikon 1 (ニコンワン) J2 標準ズームレンズキット レッド データ:ISO200、1/200、f4.2、WBオート)

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露出補正+0.3だとこの様に雪が灰色に写る。適正露出の+-0.0だともっと暗くなってしまう。(機材:Nikon 1 (ニコンワン) J2 標準ズームレンズキット レッド データ:ISO160、1/250、f5、WBオート)

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 こちらは雪景色+逆光という事で+2.0の補正を入れている。(機材:Nikon D5000 +Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR データ:ISO400、1/400、f10、WBオート)

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筆者紹介

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妹尾 好雄(せのお よしお)

 仕事でいくつか名前があるので「あ~○○さんね!」となる事もあるかもしれません。職業はカメラマン等です。PSP会員。

 機材紹介の他、ドール写真を撮る時の、プロっぽく撮影出来るテクニックなども紹介していければよいかなと思っています、どうぞ宜しくお願いいたします。

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