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ドール者視点のNikonD3300、D5300性能比較

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 NikonD3300、D5300は共に初めての一眼レフに相応しい入門機であると同時にしっかり高性能。ドール撮影なら十分なスペックでありながら軽量コンパクトとこの機種を選ぶメリットも多い。

 しかしこのクラスのカメラを買おうとするとき、この二機種どう違うの?という疑問も出てくる。カタログを眺めても最終ページの細かい文字列から違いを見つけだすのは面倒だ。そこで今回主な違いを抜き出して表にしてみたので参考にして欲しい。

Nikon D3300 18-55 VR IIレンズキット
Nikon デジタル一眼レフカメラ D3300 18-55 VR IIレンズキット ブラック D3300LKBK
Nikon D5300 18-55mm VR II レンズキット
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5300 18-55mm VR II レンズキット ブラック 2400万画素 3.2型液晶 D5300LK18-55VR2BK
画素数 2416万画素
画像処理エンジン EXPEED 4
最高ISO 12800
AF測距点 11 39
視野率、倍率 95%、0.85倍 95%、0.82倍 
連写 5/秒  3/秒、5/秒 
TTL測光 420分割 2016分割
背面液晶 3型TFT液晶 3.2型TFT液晶
(バリアングル付)
重量 460g 530g
Wifi
GPS
 オートブラケッティング  無 有 
 露出設定ステップ  1/3 1/3、1/2選択可能 
 動画用内蔵マイク  モノラル ステレオ

 基本性能は全く同じ、兄弟機種と言える。撮影した写真のクオリティはどちらも変わらない。

 D3300のメリットはそれ以外にパノラマ撮影が出来る、撮影のHow toを液晶モニタに表示する「ガイドモード」が搭載されている、バッテリー満充電での撮影枚数がD5300と比較して100枚程度多い等が挙げられる。初心者には重量、ファインダ以外にもD3300を選ぶメリットがある。下の動画は「ガイドモード」の解説ビデオだ。

 逆にD5300のメリットは露出制御のシーンモードが夜景、パーティーなどD3300にはないものが多数ある。また視度補正の幅が少し多い等がある。

 初めての一眼レフ、右も左も分からない人用の一眼レフという位置づけのD3300、本格モデルの廉価版という位置づけのD5300、どちらドール撮影に適しているだろうか。

 もちろん高性能なのはD5300だが、こちらの撮影が終わるまで待ってくれる心優しい「ドールを撮影する」という目的に絞ればD3300で撮影出来ない理由が見つからない。D3300で十分だと思う。

 もし予算に余裕があってD5300、更に最新のD5500や上級機種を購入するならそれはいいと思う。高い料金はその分性能に反映されている。しかし予算的に「D3300しか無理!」というなら上等、D3300でもドール写真なら十分に対応出来る。そうNikonならね!むしろ数年後次のカメラを買うまでにD3300の能力をフルに発揮出来るか自問した方がいい位だ。入門機といえども今のデジカメはそれ位高性能なのだ。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D3300 18-55 VR IIレンズキット ブラック D3300LKBK Nikon D3300 18-55 VR IIレンズキット ブラック

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何故プロは高いカメラを使うのか?

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 先日「Nikon D3300など入門機でもドール撮影は十二分に楽しめる」という記事を書いたが、 やはり「プロみたいな写真を撮影するには高いカメラが必要」とか「高いカメラを購入すればプロみたいな写真を撮影できる」と考えている人には眉唾だと思うので 「何故プロが高いカメラを使うか?」を書いてみようと思う。そうすればいたずらに高い機種が要らないと分かってもらえると思う。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D4Sボディー D4S Nikon デジタル一眼レフカメラ D4Sボディー D4S

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 Nikonのハイエンド機は50万オーバ、入門機のレンズキットの10倍以上の価格。数年でモデルチェンジして価格が下落することを考えると趣味で使うには贅沢?

 私自身、ドールと一緒に楽しむ旅行なら絶対D3は持っていかない。理由は重たいからw。やはり楽しんで撮影する事に重きを置いたらD5000の機動力は何よりの魅力なのだ。

■ 自分を守るため(1)ハッタリ編

 カメラに少し知識のある人なら高い安いはカメラ本体を見れば分かる。高いカメラは大きくてずっしりしている。これは結婚式会場で感じたことだ が、親族の年配の人にはカメラが趣味で高いカメラを持っている人も沢山いる。もし父親がそういう人の場合、安いカメラを持ったカメラマンは親族にどう写るか?「こんなカメラでちゃんと写るのかしら?」「お父さんの方がいいカメラね」一度そういう先入観を持たれるとちょっとしたミスにも不満が募り「ちゃんとしたカメラマンにして欲しかった」というクレームになる。逆に見た目にも凄いカメラを持っていけば「さすがプロ、凄いカメラ使っているね。」ということに なりアルバムの中に気に入った写真が数枚あれば「やはりプロの写真は違うね」ということになるのだ。

 またカメラに多少の知識がある(カメラの金額=出来上がる写真の質ではないと分かっている)雑誌の編集部でも「妹尾さんはD1x使っているけどこの前のカメラマンはD70でしたね。」みたいな事を何度か言われた。

 高い機材を使うことは「私はこの仕事のために出来ることを精一杯やっています」というアッピールになる。これは新車のセールスマンが型遅れの自家用車ではなく最新の試乗車で商談に行ったり、住宅販売の営業マンが高いスーツを買って活動するのに似ているかもしれない。カメラマンにとって高いカメラは身だしなみ的要素もあるのだ。

■ 自分を守るため(2)耐久性

 プロは沢山の写真を撮影する。結婚式、スタジオ撮影、イベントなどで多い時は一日700枚くらい撮影した。当然シャッターの使用回数は飛躍的に増えていく。現在シャッターの耐久性はNikonの場合公称で入門機10万、APSハイエンドで15万、フルサイズの最高機種で30万位だったと思う。普通の人なら毎日30枚撮影して1年で1万枚、10万を超えるには10年かかる。しかし1回の撮影枚数が多いと数年で壊れてしまう、なので高い耐久性のある機種を選ぶ。

 個人的な旅行なら「今回カメラが壊れたので写真はありません」で済むが、仕事の場合そうはいかない。結婚式などの場合は撮り直しがきかず「今回のお代は結構です。」では済まない、カメラの故障は今後の仕事が無くなる位の危機だ。なので壊れないカメラが欲しいのだ。

■ 自分を守るため(3)性能編

 例えばレンズ、明るさが半絞り分明るくなるだけで価格は倍、カメラ本体も性能が1上がるたびに価格は倍みたいなイメージだ。そこで「価格差ほどの性能差はありませんよ」というのだが、プロの場合その僅かな差が身を守ってくれるというのも事実。

 例えば暗いところであともう少し明るければ手ブレしないシャッタースピードでシャッターが切れるのにとか、ちょっと明るすぎてストロボ同調で撮影できないとか、とっさに来たシャッターチャンスをモノに出来るかといったところで差が出る。

 撮影できなかった言い訳が出来ない状況下で、成功する確率が上がることは結局自分の身を守ることになるのだ。またそうした際どい環境での写真は時として感動を呼ぶことも多く、「今回は4ページの予定でしたが、いい写真が多いので6ページ使いましょう」ということになればギャラも増える。

 しかし性能に関して言えば明るさはISO感度を操作する、三脚を使用するで補えるし、ストロボ同調速度もISO感度やNDフィルターでカバー できる。入門機はマニュアル操作にやや煩雑さを感じるが、これもマニュアル操作が出来ないわけではないので時間を掛けてやればいいだけの話。

 知恵や技術で性能差の殆どはカバーできる。実際仕事では大きなカメラを持っていくけどプライベートの旅行時に活躍するのは入門機と以前どこかで書いたが、趣味で肩の力を抜いて撮影を楽しむなら軽いボディがいい。カメラの性能には色々な議論がされているが、高級機への幻想が打ち砕かれれば幸いだ。

 しかし一方で高級機を所有する喜びというのもあるだろうが、それを否定はしない。街中を走るには軽自動車で十分と言ってもレーサー以外はGT-RやフェアレディZに乗ってはいけないかというとそうでもない。どうしても所有したけ れば食費を削って購入するのもまたロマンだ。しかしドールを撮影したい、でもカメラ以外にも色々お金を使いたいという人は無理する必要が無いことが分かってもら えたはずだ。

 ポートレート用とも呼ばれるNikonの85mmの単焦点レンズ、f1.4とf1.8のレンズでは価格差3倍に対して明るさは半絞り分。ISO感度に換算するとISO200とISO300の違い。他にもレンズの解像度とかメリットは色々あるのだが数値だけで見るとそんな違いだ。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D3300 18-55 VR IIレンズキット ブラック D3300LKBK Nikon デジタル一眼レフカメラ D3300 18-55 VR IIレンズキット ブラック D3300LKBK

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 D4の10分の1の価格でレンズ付き。入門機ゆえに数年たってテクニックが向上すれば不満が出るかもしれない。しかしその時には技術革新が進んでいるので新しいものを購入すれば良いのだ。もちろんサブ機に使ってもいいので無駄にはならない。あれこれ悩むよりまずは写真の楽しさを知って欲しい。

タイプ別、はじめてのドール撮影用のカメラ

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 ドール写真を撮影するにはどんなカメラがいいですかと言う質問をよく受ける。リアルに会えれば色々問診出来るが、ネットの一方通行なのでこんな感じの選択肢でそれぞれにオススメの機種を紹介する。まずは自分がどのタイプかを下の3つの選択肢から選んで欲しい。

1・カメラはお迎えしたドールや衣装を撮影する為なので、綺麗に撮影出来れば特に写真の勉強をするつもりもない。カメラマニアではないので高額で重たい機材は勘弁だ。

2・これを機会に写真の勉強を初めてみたいけど、あまりドールに費やすお金を圧迫したくないのでそこそこの金額で選びたい。しかしたまにはコンテストを飾る様なドラマチックな写真も撮影したい。

3・30万円位(それ以上でも可)の予算を考えている。どうせならどっぷりカメラの世界にのめり込みたい。

■ 1を選んだ方はコンパクトカメラがオススメ。

 昨今のコンパクトは画質もいいのでコンパクト=低画質という評価は当てはまらない。撮影したいと思った8~9割のシチュエーションでは平均点以上の写真を撮影できるし、条件が整えばレンズ交換式以上の写真を撮る事もある。しかし逆光や暗所などコンパクトで撮影することが困難な場所も存在する。また全てカメラ任せなので自分の意思が作品に反映することは無い。一部マニュアルモードもあるが、操作が煩雑で直感的にダイヤルを操作できるレンズ交換式に比べるとオートで撮影する物と言う色合いが強い。

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 amazonで今売れている人気コンデジ、現在「売れている」デジカメで「買ってはいけない」カメラは皆無。予算やデザインで好きな物を選ぼう。

■ 2を選んだ方は入門機、ミラーレスがオススメ。

入門機

 まず初めての一眼レフならオススメはNikon D3300、D5300の二機種だ。この二つの性能は殆ど変わらず、背面の液晶モニターがバリアングルか否かの違いが大きな違いで価格差は約二万円だ(もっと詳しく性能差を見る)。このカメラなら初心者から中級レベルのニーズに応えられる性能がある。初めて買う一眼レフならドール撮影にも便利なレンズキットがいいだろう。

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 四世代前の入門機Nikon D5000 と前世代のレンズキットレンズNikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR で撮影したものだ。セオリー通り撮影すれば入門機でもコンパクトカメラでは撮影出来ないこの様な写真が撮影出来る。入門機の底力についてもっと知りたい方はこちらの記事も読んで欲しい。

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ミラーレス

 ミラーレス機は色々あるが、今個人的にオススメはPENTAX Qシリーズだ。撮像素子がコンパクト機並みと小さいので他のミラーレス機や一眼レフに比べ細かい描写は不利だが、コンパクトさや個性で好きな一台だ。

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 現行モデルから3世代前(Q7-Q10-Q)となるPENTAX Q で撮影した写真。繊細さはコンパクト以上、フォーサーズ以下という感じだろうか。折角なのでマニュアルで露出決定して撮影している。レンズ交換式ながらポケットに入ってしまう大きさなのが楽しい。

 なおPENTAX Q7 や現行のPENTAX Q-S1 は作例のQと比較して一回り撮像素子が大きくなっている。さらに繊細な描写が可能になったり、広角側に強くなったり性能が上がっている。

PENTAX ミラーレス一眼 Q-S1 ズームレンズキット [標準ズーム 02 STANDARD ZOOM] ゴールド 06239 PENTAX ミラーレス一眼 Q-S1 ズームレンズキット [標準ズーム 02 STANDARD ZOOM] ゴールド 06239

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■ 3を選んだ方はフルサイズ、中判機

 予算も十分にある、本格的にカメラをやりたいというならフルサイズ、中判がいいだろう。これ以上上がないので満足度も大きい。「予算」を強調するのには理由があり、例えば無理してフルサイズを買ったけどお金がないので標準ズーム1本というならフルサイズを買う意味がない。

 フルサイズの本体を生かせるのは描写が綺麗な単焦点、レンズが最新設計の高解像度ズームなどの高価なレンズになる。また本体、レンズの重量が大きく重くなればカメラバックも大きな物、三脚もしっかりした高額なものが必要になる。全てにお金がかかるのは覚悟しよう。

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 この写真はNikon D3Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G で撮影したものだ。美しく自然なボケと髪の毛一本一本まで描写される繊細さはフルサイズ+単焦点ならではだ。

 このクラスになるとどれも高性能なカメラなので安心だ。なので欲しいカメラがあればそれを買えばよいと思うが、私自身が次に欲しいと思っているカメラ3つをオススメカメラとして選んでおこうと思う。

最新、液晶が可動式でしかも軽い

Nikon デジタル一眼レフカメラ D750Nikon デジタル一眼レフカメラ D750

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 半年前に発売されたことから画質的には一番有利だ。軽量化、コンパクト化され持ち運びが便利だけでなくバリアングルモニターも付いているので地べたでドール撮影するときなどに有利。

フルサイズがこの価格で買える!そこそこコンパクトで軽い

Nikon デジタル一眼レフカメラ D610Nikon デジタル一眼レフカメラ D610

ニコン 2013-10-19
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 価格的に一番安いフルサイズ。D600の問題点を解消したモデルだけに完成度も高い。軽さ、コンパクトさもD750には及ばないものの満足なレベル。私も欲しい、本当は。

とりあえずこれ以上がないw最高画質の中判

PENTAX 中判デジタル一眼レフカメラ 645Zボディ 約5140万画素 新型CMOSセンサー 645Z 16602PENTAX 中判デジタル一眼レフカメラ 645Zボディ 約5140万画素 新型CMOSセンサー 645Z 16602

リコー 2014-06-27
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 これ以上の画質はないのだから、写真が綺麗に撮れないのは全て自分の責任と割り切りやすい。絶対に機材のせいには出来ないので男らしいw。しかしレンズ込みで約100万円の出費だ。

マップカメラで中古カメラ&レンズを購入してみた

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 もし予算に余裕がある人は新品の方がいいかもしれない。購入欲も満たされるし何処で購入しても品質に差はなく安心だからだ。

 しかし予算に限りがあるなら手ごろな価格でカメラを入手できる中古も魅力になってくる。実際1年ごとにモデルチェンジする一眼デジカメなどは2年前のモデルでもドール撮影には十二分なのに価格はぐっと安くなる。差額でレンズを購入したり、ドールの衣服を充実させてもいいだろう。

 そんなちょっとカメラをお得にカメラを購入できる中古だが、売る側の姿勢によって買い手の満足度は大きく左右される。掘り出し物を探すより信頼できる店を探す方が重要になる。今回は普段私も利用している「マップカメラ」を紹介する。新宿周辺には数多くの中古カメラ店が存在するが、その中で価格、品質、在庫量と一番信頼できる店だと思う。逆に個人販売とかはそれほど安い訳ではないので慣れてなければあまりオススメできない。

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 カメラケースの中からマップカメラで購入した物を出してみた。他にもあったかもしれないが、古いと覚えていなかったりするので。フィルム時代からだとカメラレンズ含めて10台以上購入しているが、トラブルは0だ。

・在庫が豊富にあり人気機種なら予算に応じて美品、良品、並品と選べる。

・数多く扱っているので妥当な金額。決して安くは無いが高いのを掴まされたみたいな悪意のある価格はない。

・価格は安さをウリにしていないが、その分品質は安心できる。商品の瑕疵は記載通りで「これで良品?」みたいな詐欺的な記載もない。

・シャッターの耐久性に関連してショット数の話を店員さんとしたのだが、販売前に検査に出しているらしく「やばい物は売りませんよ(笑)、安心してください」とのことだった。

・6ヶ月間の中古保証がある。また初期不良は二週間以内に返品が出来る。ノークレームノーリターンではないので安心。

 良いところを挙げると、こんな感じだろうか。

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 ところで中古品にはそれぞれランクが付けられ、傷や気になる部分も併記されている。程度が悪くなれば安くなるがネットで買うならどの程度がよいのだろうか。

 妹尾的な一つの目安でカメラ本体なら美品以上レンズは良品以上アクセサリーは並品でも可という感じだ。それ以下でも機能的に問題なくお買い得な商品もあるのだが、ネットで文字だけを頼りに中古を買うなら少し安全マージンを取っておいた方が安心だ。

 新宿へ簡単に行ける人なら実店舗で現物を見れる。そういう人なら並品でも総合的に勘案してお買い得と思えば購入しても構わない。しかしネットならやはり安全を考慮して少し程度のいい物を選ぼう。

 マップカメラでは並品以上のものは「外観による違いのみ」で機能的には問題無いレベルと判断している。機能的に問題ある製品は難有品と区別される。

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 カメラを購入するとこの様な保証書が貰える。万一の故障に備え保証が切れるまでは大切に保管しよう。また初期不良の期間は二週間だ。こちらの中古カメラの選び方を参考に自宅で早めにチェックしたい。


マップカメラ

 先ほども書いたが、決して安さをウリにしている店ではないが適正な価格と品質の高さは今までで裏切られていない。中古カメラ、レンズを買う際参考になれば幸いです。

中古カメラを選ぶ際のチェックポイント

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 ドール、写真というとデジ一への移行が考えられる。もっともこれを機会に写真を始めてみようと いう人は予算に応じた新品カメラを買えばよいが、予算的に中古カメラを視野にという人もいると思う。今回はデジタル一眼レフカメラ購入の際のチェックポイ ントを見てみようと思う。

目次

1・買ってはいけないカメラ
2・購入する年式
3・まずは手にとって撮影してみよう
4・シャッタースピード診断
5・JpegAnalyzerでショット数をチェック
6・通販の場合

1・買ってはいけないカメラ

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 この写真を見て欲しい。「どうすればこんなに汚いカメラになるんですか?」といわれそうなカメラ。これは私が以前使っていたカメラで、仕事で使う とこうなるの見本。こうしたカメラは買ってはいけない。通常店頭には並ばないと思うが、個人売買のときなどは気をつけよう。ショット数も相当だと思うし、 過酷な条件で使っているので悪い結果になることはあっても、良い結果になることは無い。

 外で使うカメラはこんな感じに汚くなるけど、意外に綺麗なのがスタジオで撮影に使っていたカメラ。こちらも仕事で毎日使われるが、右手で握る 丁度上の写真の赤いマークの下辺りのレザーにへたりが来るので綺麗なのにここだけヘタッているのはスタジオで使われていたカメラだ。

2・購入する年式

 私が使っているD300が2007年、D5000が2009年発売。古ければ古いほど安くなるが、D300でも初期ロッドは6年落ち、出来ればこの機種より新しい機種を買いたい。またNikonの入門機は3000、5000など4桁になってからシャッターの耐久性が大幅に向上したのでそれ以降のものを選びたい。ちなみにNikon D300はマップカメラで4万台、D5000の後継機種D5100はマップカメラで3万円位だ。故障する確率が上がる、画質が悪くなるなどこれ以上古い機種を購入するメリットは 初心者には少ない。

 参考までに話すと2004年に発売になったD70は友人で所有している人も多かったが、最近故障が目立つようになった。7年位が寿命かも。画質的には趣味では十分通用するレベルだが・・・。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D300
Nikon デジタル一眼レフカメラ D300
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5000 レンズキット D5000LK
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5000 レンズキット D5000LK

3・まずは手にとって撮影してみよう

 お店で欲しいカメラがあったら、店員さんを読んでショーケースから出してもらう。やはりガラス越しではなく直接カメラを見てみたいものだ。

・先ほどの「買ってはいけないカメラを参考」に大切に使われているか外観をチェック(ぶつけた跡がある場合も初心者にはオススメしない)。しかしカバンに入れていても多少の傷は付くもの、あまり神経質になるといいカメラを選び損ねる。着眼点は以下の通りだ。

・シャッター周り、右手でカメラのグリップを握ったとき爪の当たる部分

ここは頻繁に使用していたらならテカったり、傷だらけになる。防湿庫で眠っていたカメラか、酷使されていたカメラかの判断が付く。

・三脚取り付け部付近

ここのゴムが復元できないくらい押さえつけられていたり、傷だらけなカメラはスタジオで使用されていたカメラ、避けた方がいい。

・全体的な雰囲気

カメラの角や液晶パネルなどに傷がないか。小さな傷を気にしていたら中古は買えないし、あまり神経質になる必要もないが傷だらけのカメラは扱いがぞんざいだった筈だ。

・埃

ファインダーやミラー室なんかを見てみよう。埃だらけのカメラではあとあと撮影にも影響する。

・スイッチを投入してオートフォーカスを動かしてみて異音がしないか確認する。

・各ボタンやダイヤルはスムーズに動くか?(渋い場合、水濡れした場合やぶつけた可能性もある)

・メモリーカード持ち込み可なら自分のカードを持っていって撮影してみる。

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ちゃんと写るかモニターで確認。

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さらに拡大してピントも確認しよう。

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 これはレンズの絞りを開放にし、距離「無限遠」で撮影したもの。中古ショップ内では撮影できないけど家に帰ったらこの撮影をしてみよう。本来レンズのチェックをする方法だが、遠方の物がきっちり写るかチェックすればカメラのチェックにもなる。しかし超遠方はレンズの性能や大気中の水蒸気にも左右され るので実際は手前のビル群が普通に写っていればオッケー位の診断でよい。

4・シャッタースピード診断

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 メーカーにはシャッタースピードを計測する機械があるけど普通の人は持っていない、そこでこんな感じで簡易チェック。

1・まずは1秒のシャッターを切ってみ る。1秒という時間は日常でも馴染みがあるので合ってるか、狂っているかの判断は付くはずだ。

2・次に最高のシャッタースピードを切ってみる。写真の機種は 1/8000なので1/8000で切ってみる。1/8000は計測出来ないと思うが、異音が無く正確に動いていればいい。

3・あとは数段刻みでシャッタース ピードを遅くして行きシャッタースピードがだんだん遅くなっていればまず大丈夫だ。

5・JpegAnalyzerでショット数をチェック

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 JpegAnalyzerを 使用するとこのカメラで何回シャッターが切ったか分かる。現在Nikonの場合シャッターユニットの寿命は入門機は10万ショット、最高機種で30万 ショット位だ。シャッターユニットの交換は機種により2~5万円程度。1ショット超えてすぐ壊れる訳でなく、個体のばらつきもあるので一概に言えないがお よその寿命の参考になる。中古カメラ店でノートパソコン持ち込み可の店ならこのソフトを立ち上げておいて取った画像を解析すればどれだけ使用されているカ メラか分かる。なお私のD3は17万ショット撮影しているが、あと10万回以上シャッターを切れる計算になる。

6・通販の場合

 気軽に中古カメラ店を廻れない場合通販店を使用することになるが、通販の場合店舗の信用が左右する。私が実店舗を含めよく利用するマップカメラは商品の質も良く、これまで一度もトラブルになったことはないのでオススメ出来る。初期不良は2週間の間交換か返金可であるのも安心だ。購入したら上記のチェック項目を参考にテストしてみるといい。

 しかし外観の傷とショット数は返品理由にならないので掲載写真をよくチェック、分からないことは電話で確認してから購入する方が良い。しかしネットショップでは「評価」の件も あるのであまり危険なものは販売しないと思うし、マップカメラの店頭で店員さんもそう言っていた。また気になるショット数はカメラのコンディションにほぼ比例するのでマップカメラの場合「新同品」「美品」の購入をおすすめする。使用感のあるカメラ=沢山使われたカメラ=ショット数も多いと想像がつく。

保証サービスのある安心の中古カメラ店

map.jpgマップカメラ (MAP安心サービス)
 本体、レンズ共何台も買っているが、今までトラブルはない。実店舗にも何度も足を運んでいるが、接客も丁寧。信頼できる店。
評価
執筆日現在4.71/5.0

Nikon D3300など入門機でもドール撮影は十二分に楽しめる

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 入門機というと画質もそこそこですぐ壊れそうと誤解されがちだが、実は綺麗な写真が撮影できて更にそう簡単には壊れない。しかも小型で軽量なので持ち運びにも便利。食わず嫌いにならず是非気軽にドール写真を楽しんで欲しいということで侮れない入門機のスペックを3つ記載してみようと思う。

(付属ズームの望遠側55mmで撮影。背景もしっかりぼけて一眼レフらしいメリハリのある写真に仕上がった。)

 記事中の写真は現在発売中のD3300、D5300より3世代前のD5000、レンズも一世代前の物を使用している。冷めた言い方をすればそれほどスペックに拘らなくてもドール写真は十分に楽しめる。

■ 2416万画素の高スペック

 2416万画素という数字が大きいのか小さいのかということだが結論から言うと十二分なスペックだ。例えばA4サイズに300dpiで印刷するには理論上870万画素が必要になる。同様にA3サイズ300dpiで1740万画素だ。しかしA3サイズ位の大きな紙になると目を近づけて細かく見ないので200dpi位でも構わないので770万画素程度で十分という説もある。つまり家庭用プリンタでかなり大伸ばしするにしても十分なスペックと言える。

 ちなみに35円位でプリントしてくれるサイズに引き延ばす位なら170万画素、1280×1024のディスプレイは131万画素だ。数値の争いでユーザは高い数値に慣らされているが、実際に必要なスペックはこの程度だ。最近のスペック争いを聞いていると国道で240km/h出る車と360km/h出る車どちらが早いかという論争をしている様な感じなのだ。2416万画素がいかに高いスペックか解って貰えれば幸いだ。

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(ズームの広角側18mmを使用するとこんな感じになる。色々な明るさで撮影したが、雪の質感がこの写真の雰囲気が一番良く、ドールが影になってしまったがこの写真を選んだ。)

■ 約10万ショットの高耐久性

 D5x00系D3x00系には10万ショット位の耐久性があるシャッターユニットが搭載されている。勿論これは公称値で保証値ではないので5万で壊れる個体もあれば15万持つ個体もあるかもしれない。しかし10万ショットという数字は毎日30枚撮影して1年で約1.1万ショット。10万ショットに到達するには9年かかる。

 普通のサラリーマンで平日撮影が不可能、土日にまとめて500枚位撮影するよという人は1年で2.6万ショット、10万ショットまで4年弱だ。週末お出かけしたら500枚位はそう難しい数字ではないと思うが、天候も予定も関係なく必ず毎週500枚はなかなか難しいのではなかろうか。

 シャッターが壊れる前に電子機器故に10年程度で他がダメになるだろう。これは高い安いはあまり関係ない。

 入門機といえども普通の人には十二分な耐久性がある。

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(他のお客さんも居たのでストロボは使わない方がいいなと思い、スローシャッターで撮影した。シャッタースピード1/6だが、手ぶれ補正の威力もあり若干甘いもスナップとしては使える写真になった。)

■ 入門機ならではの絶妙な味付け

 先日ネットの質問コーナを見ていて「D5x00系と(上位機種の)D7x00系、どちらがの画質がいいですか?」という質問に「そのままならD7x00系の方がよいでしょう」と想像で答えている人が居たが、それは少し違う。「そのままならD5x00系の方が綺麗に見える画像になる」が正解だ。D3x00系、D5x00系は撮ったそのままで利用されることを前提にしているのでコントラストやシャープネスが高めに設定していて綺麗に見える。

 しかしD7x00系はパソコンでもいじれる様にコントラストやシャープネスは弱めに設定してある。よってそのままだとD5x00系、D3x00系と比べて眠いパッとしない感じがする。これは善し悪しではないし、どちらもカメラの設定で調整が出来るが、「高いカメラの方が綺麗な写真」という先入観で物を語ってはいけない。

 予算も十分にあり高級機が欲しい人に入門機を勧めるのはナンセンスだが、高級機でないと写真が撮れないと我慢している人がいるなら一日も早く入門機を買って練習を始めるべきだ。

 入門機と高級機のスペックの違いの大半は技術でカバーできる。また技術でカバーできないセンサーの大きさによるボケの雰囲気や直線の僅かな歪みなども作品全体から受ける印象からすれば僅かなものでドールの表情や絶妙な構図、露出で受けるインパクトの方が遙かに大きい。

 入門機でも堂々と撮って欲しいし、入門機で人から共感を得られる写真を撮れる人は本当に写真が上手い人だと思う。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D3300 18-55 VR IIレンズキット ブラック D3300LKBK Nikon デジタル一眼レフカメラ D3300 18-55 VR IIレンズキット ブラック D3300LKBK

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 5万円弱でレンズ付き、すぐに撮影が始められる。

※ 全写真は入門機Nikon D5000 とレンズキットレンズNikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR で撮影しました。

Nikon D5500が発売した今D5300を推す理由

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 「Nikon D5500 18-55 VRII レンズキット ブラック 」が発売になった。このクラスは初めてのドール撮影にオススメのモデルだが、一年前に発売になったD5300も買い時になったと言える。ちなみに私は上の写真の様にもっと古いD5000を使用している。

 D5300からD5500で変わった点は

 液晶モニターがタッチパネルに進化した点、スマホの様に一眼が扱える。

 ISO感度が12800から25600にアップし暗部での撮影がより容易になった。

 60g軽くなった。

× GPSが標準ではなくオプションになった。

という点だ。価格差は18-55mmのレンズキットで比べると執筆日現在D5500が89910円、D5300が64200円で25710円の差がある。今回改良された点にとても魅力を感じる人はD5500が良いだろうが、良い写真を撮影する道具と考えればD5300を購入し、差額の25710円をスピードライトや交換レンズに向けた方がよいだろう。

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 Nikon D5000Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR で撮影した写真、本体は4モデル前、レンズも旧モデルだがオートでもこの様な写真が撮影できる。二世代前位から一眼デジカメは大変高性能なので、ガツガツ新モデルを買い換える必要は全くない。むしろレンズやアクセサリーの充実を図った方がいい。

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 D5x000系はバリアングルモニターが特徴だ。従来の光学ファインダーだけではなくコンパクトの様に液晶画面で構図を決められる。現在は横に開くタイプだが、上下左右自在に液晶モニターが動くので思い切ったハイアングル、ドール撮影時に多用するローアングルにも便利だ。

 しかし光学ファインダーに慣れていると最初は違和感を感じるのも事実、私自身もはいつくばっても光学ファインダーが使用できるならなるべく光学ファインダーを使用するが、1回の旅行時に2~3回はバリアングルモニターお世話になるのも事実。

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 よくコンパクトではダメなんですか?と聞かれる事があるが、綺麗な写真はコンパクトでも撮影できる。しかしコンパクトレンズは10個のうち7~8個当たりが入ったくじを引く様な物で当たり外れに自分の意志が反映されない。失敗もあるが、レンズを選んでカメラを操作して人を驚かせる様な写真を撮影することはコンパクトには難しい。

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 こんな写真もコンパクトが苦手とする写真、これもNikon D5000Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR の組み合わせで撮影している。

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 逆にフルサイズの方がいい写真が撮影できるのではと聞かれる事がある。勿論そうなのだが、「いついかなる時もカメラを持ち歩く」と考えるとフルサイズの大きさがデメリットになる事もある。どんな高性能なカメラも持っていなければ撮影できない。手軽に持ち歩けるD5x00系のカメラはその手軽さがメリットとなる。

 また写真にのめり込み将来フルサイズを購入した時でもサブ機として使える。私の場合も実際撮影枚数が多いのはD3よりD5000の方だ。

 一世代、二世代前なら十二分な性能を持っているのが、現在の一眼デジカメだ。最新モデルを購入すれば所有欲は一番満たされるが、ドールを撮影するなら古いモデルでも大丈夫。

 逆に浮いた予算で洋服を購入したり、何処かへ出かけたり、カメラアクセサリーを充実させるのも賢い選択だ。D5500が発売された今だからこそ、お買い得になったD5300をオススメする。

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フルサイズ、APS、ミラーレス、単焦点、ズームまとめて比較

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 「高いカメラ、レンズは綺麗に写真が撮れる」と言う人もいるし、「ドール撮影にはそんなに高いカメラは必要ない」と言う人もいる。どっちが本当なのか、お金による画質の違いはどの程度なのか、撮影して比べてみればはっきりすると思い、色々な機種で撮影してみた。以下WEBレベルの全体画像、ほぼピクセル等倍画像(最大画素に開きがあるので一律長辺を3000pxに画像ソフトで縮小し評価)を紹介する。

 実験データ12月21日13時頃天気晴れのベランダ、手前で白レフを当て光を補っている。カメラは全てマニュアルモード WBオート ISO400 1/125 f5.6 焦点距離を換算約50mm(D3:50mm、D5000:33mm Nikon1:18mm PENTAX Q:9mm)で撮影した。

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Nikon D3 」+「Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G

 フルサイズフラッグシップ機&f1.4単焦点レンズの組み合わせ。もっと高いレンズや中判カメラもあるが、ほぼ最高の画質となる。

 背景はとろけるようにボケているが、ピントのある髪の毛は1本1本まで繊細に描かれている。

 またNikonの高級機はコントラストが弱めに設定されている。入門機の様な派手さ、かっちりさは無いが、自然な描写で画像ソフトで色味、露出を補正しても画像が破綻しにくい。

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Nikon D3 」+「Nikon AF-S VR Zoom Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G (IF)

 カメラ本体が同じでもレンズが変わればイメージも変わる。

 焦点距離50mm、f5.6が同じでも背景のボケが異なる。上の単焦点レンズの方が左側の屋根瓦の輪郭が不鮮明だ。綺麗なボケなら単焦点という理由がここにある。

 一方拡大してみると髪の毛の描写が単焦点レンズに比べ雑になっている。これはレンズの設計が古く「レンズの解像度」がカメラの解像度に負けている為。2003年発売のレンズなので致し方ないところではある。

 高解像度のカメラ本体だけ買ってはだめ、レンズとのバランスが大事ということだ。

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Nikon D5000 」+「Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR

 Nikonの入門機&レンズキット用廉価レンズの組み合わせ。マップカメラなどで中古品を探せば3万円程度で組み合わせられるセットだ。

 フルサイズ&単焦点には髪の毛の表現は勝てないが、一つ上のフルサイズ&ズームより繊細な表現。「Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR 」 の解像度による所が大きい。

 フルサイズ&単焦点だと中古でも20万円程度、新品だと60万円の出費だ。しかしこのクラスだと新品でも 6~7万円、型遅れの中古なら3万円位。無限に予算がある訳では無いのでこのランクはコストパフォーマンス的にはオススメだ。

 またフルサイズに比べボケが少ないことはデメリットとして語られることが多いが、駅ドルのように背景も重要なコンテンツの場合ボケすぎも困りもの。駅ドルの取材時はボケが小さい、軽量と言うことでこの機種が活躍している。

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Nikon 1 J2 標準ズームレンズキット レッド

 NikonのミラーレスはAPS-Cの撮像素子より更に半分位の大きさ、フルサイズ換算は2.7倍だ。

 当然撮像素子が小さくなった分、画像の細かな表現は雑になるが、数字ほどは悪い印象にない。ここら辺はNikonのレンズ性能の高さだろうか。髪の毛の表現はAPS-Cに比べ僅かに劣化しているくらいだ。

 背景に目を移してみると撮像素子が小さい分ボケが小さく背景が綺麗に写ってしまっている。

 駅ドルの様に背景がはっきり写っていて欲しい人にはいいが、ボケを求める人には物足りないかも。

 それともう一点、この機種はホワイトバランスがあまり正確でない気がする。作例は緑かぶりがある。 しかし下の作例のようにPhotoshopの自動カラー補正で綺麗に補正できるのであまり気にする必要ないかもしれないが。

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Nikon 1 J2 標準ズームレンズキット レッド 」+PhotoshopでWB補正
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PENTAX Q レンズキット ホワイト

 最小のレンズ交換式カメラもさつえいしてみた。撮像素子がコンパクトカメラと同じ小ささなのでドールから遠景までかっちりピントが来て写っているが、撮像素子が小さい分髪の毛の表現はかなり雑だ。

 また撮像素子が小さい分階調を滑らかに出来ないので左側の屋根瓦のハイライトが飛び気味になっている。

 撮像素子が面積で30倍くらい違うのだからフルサイズとピクセル等倍で比較する方が無理、旅行でドールも背景も綺麗に写る特徴や、コンパクトさで手軽に持ち歩ける気軽さ、現行のQ10なら 2万円前後で購入できる手軽さを評価したい。

 コンパクトと同じ撮像素子ならコンパクトでもと考えるかもしれないが、レンズ交換やマニュアル露出を楽しめるのはやはりミラーレス以上の機種になるのだ。

高いカメラと安いカメラでドールを撮り比べてみる

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 ドールの撮影をしたくてどういうカメラを選ぼうか色々思案している人が多いと思う。ネットを見ると時として「色々不満が出てくるので一番高いカメラを買っておけ」とか「技術次第ではコンパクトが一眼を超える」などちょっと「?」な意見もある。

 そこで今回コ ンパクトから一眼デジの入門機、ハイエンド、フルサイズと同じ条件で色々撮ってみた。百聞は一見にしかず、価格差によってどのように画質が変わるのか自分の目で確かめて欲しい。

1・ストロボ無しで蛍光灯下の室内で撮影
2・ストロボを発光した時の表現差と背景のボケ
3・総評

1・ストロボ無しで蛍光灯下の室内で撮影

 まずは室内蛍光灯下でISO400相当、ホワイトバランス、露出オートで撮影してみる。(すべての画像はクリックでフルサイズになります(かなり大きい)違いを良く比べてほしい)

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Nikon D3 +AF NIKKOR 50mm F1.4(「Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D 」の前モデル)

 ぱっと見では下のD300の写真と変わらないが、拡大してみるとピントの合った前髪の描写がD3のほうが上だ。イメージセンサーが大きいのではねたサイドの毛やカーテンもD300に比べぼけている。

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Nikon D300 +AF-S NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G(「Nikon AF-S DX 18-200mm f/3.5-5.6G ED VRIIAF-S DX 18-200/3.5-5.6G ED VRII 」の前モデル)

 ほとんどD3と変わらない感じだが、ボケが小さい(被写界深度が深い)。「ボケ」の美しさではイメージセンサが大きいほうがよくボケるので有利だが、逆にミニュチュアなどをかっちり撮影する場合ボケの小さいこちらの機種のほうが有利になる場合もある。

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Nikon D60 +TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD ASPHERICAL [IF] MACRO ニコン用

 イメージセンサの大きさがD300と殆ど変わらないので描写力も殆ど変わらない。また「手軽に綺麗に撮影出来る」ことをコンセプトにしているので D300に比べコントラストが強くそのままの状態ではこちらのほうが綺麗に見える。しかし手軽に綺麗にがコンセプトなのでマニュアル操作時に若干操作が煩雑だったり、出来上がった画像をソフトで補正する時コントラストが強い分補正の幅が小さくなる。

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Nikon COOLPIX S500

 ストロボを使用しないスナップだと問題なく撮影できる。オートで蛍光灯の緑かぶりが取りきれていないが、これを画像ソフトで修正したのが下の写真。イメージセンサが小さい分拡大すると髪の毛一本一本の表現に破綻があるが、ネットのこのサイズだと一眼デジカメと比較しても決して悪い画像ではない。

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2・ストロボを発光した時の表現差と背景のボケ

 今度は明るい外の背景をバックに室内で撮影。室内のドールは暗くなるのでドールへの光量を補うべく天井バウンス(TTLオート)で撮影してみた。(コンパクトのみ直焚き)

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Nikon D3 +AF NIKKOR 50mm F1.4(「Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D」の前モデル)

 髪の毛の描写や背景のボケの美しさは拡大してみると違いが出る。ここがイメージセンサの大きさの優位点だが、WEBの写真レベルでは下のD300と比較しても違いはあまり分からない。

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Nikon D300 +AF-S NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G(「Nikon AF-S DX 18-200mm f/3.5-5.6G ED VRIIAF-S DX 18-200/3.5-5.6G ED VRII」の前モデル)

 Nikonの上位機種は露出計どおりに撮影すると若干アンダーな感じになる。なので白つぶれの心配はないが、そのままで見るとD60のほうが鮮やかで綺麗に見える。

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Nikon D60 +TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD ASPHERICAL [IF] MACRO ニコン用

 若干マゼンダ被りになるが、これがD60の特性みたいだ。画像補正ソフトで補正すればよい。しかしコントラストの強い鮮やかな絵はこの中で一番綺麗だ。

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Nikon COOLPIX S500

 やはりストロボを使用してしまうと不自然さが出てしまうのが、コンパクトの欠点。

3・総評

 コンパクト、一眼デジカメという選択肢では絶対一眼デジカメのほうが優れている。しかし一眼デジカメであれば画質に価格差程の違いはない。

 高い機種のほうが機能が付いているので余裕があれば高いカメラを買っておくのも悪くないが、価格差ほど画質は変わらないので入門機でも技術や 知恵である程度補える。高いカメラをといつまでも上を見て購入を踏みとどまるより入門機でも買ってはじめるほうが楽しめる。カメラに費やせる費用は人それ ぞれなので自分の予算に応じたカメラを購入すればよい、無理は禁物。

 フイルム時代なら良いカメラを買っておけばそれこそ一生モノとも言われたが日進月歩のデジタル業界、数年すれば最高機種も入門機に及ばなくなる。高いカメラを長く使うよりそこそこのカメラを時々買い換えるほうが高い画質を維持できるということも覚えて置いて欲しい。

 現在店頭に並んでいるカメラで、画質が極端に悪いカメラはない。WEBでの公開やA3に引き伸ばすのにスペックが劣るカメラはない。もうすべての機種で十二分どころか二十分位の感覚だ。

 今回はレンズも高い安いで変えてあるが、ぱっと見には殆ど変わらない。純正が良く、レンズメーカのが悪いというのは過去の話。レンズの味付けにより対象物により使い分けているカメラマンもいるほどだ)

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書籍

リンク集

東京ドール写真館

日本ドール写真作家協会

アーカイブ

筆者紹介

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妹尾 好雄(せのお よしお)

 仕事でいくつか名前があるので「あ~○○さんね!」となる事もあるかもしれません。職業はカメラマン等です。PSP会員。

 機材紹介の他、ドール写真を撮る時の、プロっぽく撮影出来るテクニックなども紹介していければよいかなと思っています、どうぞ宜しくお願いいたします。

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