HOME

カメラ

レンズ

アクセサリ

フィルムカメラ

ドール撮影講座

東京ドール新製品情報

東京ドールよもやま

ドールよもやま

コラム

ドール写真撮り方講座の最近の記事

レフ板を使ってみよう

r1.jpg

 光を反射させ被写体に当てるレフ板、これを使えるようになると写真が1ランクアップする。各サイズのドール写真やポートレートにも使用できるレフ板の使い方の基本をここで解説する。

wh.jpg
sl.jpg
gd.jpg
 一般的に用いられるレフ判。銀レフに比べ反射率が低いので自然な仕上がりになる。
 白レフで効果が期待できない光の少ない場所で使用する。反射率が高いので不自然にならないように注意。
日陰や曇天など青っぽい光源の時使用すると暖かみのある絵になる。

 レフ板は色が上の三色があるが、ドール撮影なら白があれば十分だ。銀は反射が強すぎていかにも使いました感が強く、金はホワイトバランスで補正しても構わない。

 大きさは20cmくらいから人の身長より高い物もあるが、写真は直径60cmのものを使用している。等身大バストアップ、60cmドールクラスなら全身対応できる。また重くないので片手カメラ、片手レフ板もできる。

PLATA 撮影用品 【 58cm / ホワイト 】 丸 レフ板 シルバー PT6681PLATA 撮影用品 【 58cm / ホワイト 】 丸 レフ板 シルバー PT6681

プラタ
売り上げランキング : 2040

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 上の写真と同じ約60cmサイズのレフ板だ。リンク先は白、シルバーだが、商品ページで好きな二色が選べる。また一回り大きな80cmになると下の様にリバーシブルに各色使えるレフ板も存在する。

【ノーブランド品】5-IN-1 撮影用丸レフ板 直径約80cm/32インチ (1枚で5色対応) 【シルバー(銀白)/ゴールド(金色)/ホワイト(白)/ブラック(黒)/クリア(透明)】 【ノーブランド品】5-IN-1 撮影用丸レフ板 直径約80cm/32インチ (1枚で5色対応) 【シルバー(銀白)/ゴールド(金色)/ホワイト(白)/ブラック(黒)/クリア(透明)】

ノーブランド品
売り上げランキング : 4227

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 買うなら2000円弱で各色入っていてハレ切り用の黒やディフューザにも使える半透明もあるので一つ持っていても損はない。

r2.jpg

 露出計で計測するとISO200相当で1/8、絞りf2.0と1/3だったが、一番効果の強い銀レフを当てるとf2.8まで絞れるようになった。2/3段位明るくなっている。

■レフ板の使い方

r1.jpg

 レフ板は写真のように上から降り注ぐ光をすくってモデルさんの顔に当ててやるようなイメージだ。光源により向きは若干変わるが、レフが当たると当たった場所は明るくなるので効果的な場所に光を向けてやる。

 また初心者に多い失敗なのだが、銀レフの方が効果が強いので銀レフを使った結果不自然な写真になることが多い。初心者は白レフで使い方に慣れた方がよい。

 あくまでも基本は白レフだ!

■レフ板無し

r3.jpg

 頬から下が暗くなっている。人の顔でもドールでも形状上こうなってしまうのは仕方ない。しかしここを一工夫で綺麗にしてみたい。

■レフ板あり

r4.jpg

 レフ板を当ててみると首筋や顔の下半分が明るくなって綺麗な写真になった。先程も書いたが、レフ板でなくても白い発泡スチロールでもいい。60cmドールなら白いコピー紙でも構わないので下から光をすくってあげると綺麗になる。

■レフ板の力が強すぎると・・・。

r5.jpg

 影が完全に消えたが、なんだか不自然だ。やりすぎは良くない。ファインダーや仕上がってから液晶でよくチェックしてこういう失敗の無い様にしよう。レフ板は隠し味、味が分かるまで調味料を加えてはいけないのだ、あくまでもさりげなく。

■ 1/3ドールでも使ってみよう

 今度は60cmドールを天井バウンスで撮影してみた。レフ板を使用した写真、しない写真を見比べてその効果を実感して欲しい。

r6.jpg

 まずは普通にレフ板無しで一枚撮影してみた。天井バウンスは上から光が降り注ぐので前髪下や顔の下半分に影が出来てしまっている。

r7.jpg

 白レフで適度に光をすくってやると先程影になっていた部分の明るさが確保出来た。眉毛の表情も上の写真に比べ読みとりやすい。しかし影が無くなると不自然なので僅かに影は残している。

r8.jpg

 銀レフを下から当ててみた。影は完全に無くなったが、不自然極まりない。等身大の作例同様程々にしないといけない。少し影が残る位が自然で丁度いい。

PLATA 撮影用品 【 58cm / ホワイト 】 丸 レフ板 シルバー PT6681PLATA 撮影用品 【 58cm / ホワイト 】 丸 レフ板 シルバー PT6681

プラタ
売り上げランキング : 2040

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
【ノーブランド品】5-IN-1 撮影用丸レフ板 直径約80cm/32インチ (1枚で5色対応) 【シルバー(銀白)/ゴールド(金色)/ホワイト(白)/ブラック(黒)/クリア(透明)】 【ノーブランド品】5-IN-1 撮影用丸レフ板 直径約80cm/32インチ (1枚で5色対応) 【シルバー(銀白)/ゴールド(金色)/ホワイト(白)/ブラック(黒)/クリア(透明)】

ノーブランド品
売り上げランキング : 4227

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ドール写真に露光間ズームを取り入れる

n10.jpg

 今度はスローシャッターでシャッターが開いているうちにズームリングを操作して迫力を出す露光間ズームという技法。露光間ズームも流し撮りと並んで動体を迫力ある撮影方法だ。今回はこの露光間ズームをドール写真に取り入れてみる。

n11.jpg

 これがその写真(ISO200、1/60、f9)。まるで自分の胸に飛び込んできてくれそうな写真だ。ではどう撮影するか。

1・スタンドにドールを立てる
2・シャッタースピードを1/60位で適正露出に設定する。
3・ズームリングを回しながらシャッターを切る。(ズームリングを回している最中にシャッターを切るので手ブレに注意する)

 成功すると漫画の集中線のような効果が出てまるで被写体が胸に飛び込んでくる様な写真になるが、失敗すると全部がブレてなんだか分からない写真になる。

n12.jpg

 失敗の例。像の一部は止まっているが、ブレ幅が大きすぎて不自然、音速ドールじゃないんだから効果は程々がいい(ISO200、1/25、f10)。

 流し撮り同様、納得できる写真が出来るまでは何枚かの失敗が付き物だが、成功すると動きのあるドール写真が出来上がる。諦めずに挑戦して欲しい。

ドール写真に流し取りを取り入れる

n1.jpg

 「流し撮り」というと動体のスピード感を表現する方法として鉄道写真やモータースポーツでよく利用される技法である。通常高速シャッターを切って動体をピシャリと止めるのが通常だが、1/60以下のスローシャッターに設定し動体に合わせてカメラを動かす撮影方法だ。動体とカメラの動きがぴったり一致すれば上の写真のように動体は止まり、背景だけが流れるスピード感がある写真になる。これを今回ドール写真で導入してみる。

n2.jpg

 これがその写真(ISO200、1/25、f13)。ベランダで私をからかって「捕まえられるものなら捕まえてみな!」と走り回っているつぐみの写真。ドールに動きがあると俄然一緒に暮らしているという満足感が膨らむ、ではどう撮影するか?

n3.jpg

 答えはこうだ。

1・フレーム外になる脚を左手で持って右手でカメラをホールドする。
2・シャッターを1/15~1/60で適正露出に設定する。(1/60の方がブレに強いので成功する確率が高いが、シャッタースピードを遅くすると背景の流れが大きくなりより迫力が出る。)
3・カメラとドールの位置関係を変えないように右から左にカメラとドールを(体全体を回す感じで)動かす。なおシャッターを切るタイミングは動かしている最中で、動かす前、動かし終えた後では意味がない。

n4.jpg n5.jpg
別アングル
 背景が単調で流し効果が低減
失敗写真
つぐみもブレている

 実際やってみると流れすぎて不自然な写真だったり、ドール自体もブレてしまったりで失敗もあるかもしれないが成功するとなかなか動きのある写真になるので諦めずに挑戦してみよう。

露出補正の基本

h0.jpg

 今のカメラは凄い。通常「P」モードにしておけば殆どの写真は綺麗に撮れる。私も普段カバンにカメラをいれている時はとっさのシャッターチャンスに備えて「P」モードにしている。そこそこの写真が確実に撮れるからだ。しかしカメラの頭脳も万能ではない、例えば下の様な写真の時、内蔵露出計は弱点を晒す。

h4.jpg

 外の反逆光下でつぐみさんを「P」モードで撮影してみた。奥の背景は目で見た明るさだが、つぐみさんは真っ黒でシルエットになってしまっている。(ISO200、f6.3、1/250)

 こんな露出アンダーっぽい写真だけど背景の明るさに露出計が引っ張られ機械的には適正露出なのだ。結果真っ黒で使い物にならないが、こういう失敗を防ぐにはまず露出計が「どういう考え」をしているか知る必要がある。カメラの内蔵露出計は基本こんな考えで露出を決定している。

h1.jpg h2.jpg h3.jpg
どんな写真も
こうやって混ぜれば
18%グレーになる

 今のカメラの演算はもう少し複雑なのだが、基本はどんな絵も構成している色を混ぜれば全て反射率18%のグレーになるという発想。絵を構成している全てのドットの平均が反射率18%のグレーになる様な明るさに露出を設定するのだ。

 通常の撮影ではこれが正しく、たいていの場合は適正露出となる。しかしこの演算では背景が明るい場合被写体は露出アンダーに、背景が暗い場合は被写体が露出オーバーになる。

bk.jpg wh.jpg
黒いボード
白い壁

 露出計は全てを反射率18%のグレーにしようとしていると書いたが、もう一つ実験をしてみる。白い壁紙と黒いボードを「P」モードで撮影してみたが、同じ様なグレーに仕上がる。ついでにいうと先程のカラー写真を混ぜたグレーにも近い。これがカメラの露出計の思考なのだ。

 そこでその露出計の特性を理解して露出補正で綺麗な写真を撮影するにはどうすればいいだろうか。

h5.jpg

 これは自分の家のベランダで撮影したものだが、こんなシチュエーションでは内蔵露出計より通常2段くらい露出をオーバにしたところに適正露出がある。2段というとf6.3、1/60となるが、少し引き締めたかったのでf値を1/3絞りf7.1とした。今回は屋根付きの場所なので2段だが、完全な外であれば1段オーバ付近に適正露出がある。(ISO200、f7.1、1/60)

h6.jpg h7.jpg
白バック(1.3段オーバ)
黒バック(1.3段アンダー)

 カメラの露出計が苦手な絵としてこんな背景も苦手だ。白バックは1~2段オーバ、黒バックは1~2段アンダー付近に適正露出がある。オートに頼らず露出補正をしよう。

 応用として外撮でも一面雪の環境下では1~2段オーバ付近、光の少ない場所での夜景はアンダー気味の所に適正露出がある。

JJC 2in1 ホワイトバランス グレーカード GC-1 両面リバーシブル 2枚セット JJC 2in1 ホワイトバランス グレーカード GC-1 両面リバーシブル 2枚セット

 反射率18%グレーと言えば、こんなグレーカードという物が存在する。通常一般の人には必要がない物だが、フィルムカメラの露出計測やデジカメの厳密なホワイトバランス計測では必須。プロ向けツール。

天井が白くない部屋を天井バウンス仕様にする

b2.jpg

 天井バウンスはストロボの光を柔らかく、自然にする技法の一つである。クリップオンストロボの光を上に向けて発光するだけなので簡単な上に効果が高いので多用する技法だが、一つ問題がある。それは「天井バウンスは天井が白くないと使用できない」ということだ。

 不幸にして今住んでいる家の天井が白くない場合、悲観することなく白い紙を貼ればいい。これだけで天井バウンス対応の天井になる。

b1.jpg

 白い紙と言えば代表的なものとして模造紙があるが、大きなポスターの裏とか白い紙なら何でもいい。また白い紙を貼る範囲だが、ストロボ光を飛ばす部分だけでいい。一部屋分丸々覆う必要はない、写真のようにあくまでも使う部分だけでいい。また紙はシワがあったりしても構わない、機能的には貼ってあればいい位のラフさだ。

b3.jpg

 撮影してみると天井バウンスらしい柔らかい光になった。もし天井色と同じ色被りをするようなら白い紙の外に光が飛んでいるので白い紙の面積を増やしてやればいい。

撮影時は多角的に色々なアングルで撮影してみよう

1.jpg

 ドールを撮影するとき、一度ポーズを決めたら、折角なので色々な角度から撮影してみよう。右から、左から、ハイアングル、ローアングル、アップ、引き・・・と色々撮影してみると面白い写真が撮れる時がある。1枚だけ撮影して満足してしまうと自分の発想の殻から抜けられず似たような写真になってしまうので大変勿体ない。実はプロも1枚の写真を作るためにたくさんの写真を撮影している。1枚撮影して納得するのではなく、何枚も撮影してその中から納得の一枚を取り出そう!

2.jpg

 ホテルでの一コマ。丁度オリンピックの時期だったのでガウンに着替えたえあがオリンピック中継に夢中になっていたのでそれを撮影してやろうとまずは1枚。しかしこんな写真なら部屋でも撮影できる、服を着替えて旅先で撮影している雰囲気が欲しい・・・。

3.jpg

 そこで壁のハンガーに掛けた洋服をフレーミングしてみた。これで服を着替えて(しかもリュックがあるので外出先)みたいなストーリーになったが、写真としてはイマイチ。何が言いたいのか分からない写真だ。

1.jpg

 そこで思い切って最初の発想を捨て、横からフレーミングしてみた。画面も安定感があるし、服や時計もきっちり写っている。旅先で夜遅くまでオリンピック中継に夢中になっている写真が出来上がりだ。

4.jpg

 上の写真を少しカメラを傾けて雰囲気を変えてみた写真。時々こんな意識的に傾けた写真を加えると変化があって面白い。しかし多用すると「まっすぐ 撮れないんですか?」と技術力を疑われたり、くどい、ワンパターンと嫌われる。上と同じレンズだけど奥行き感が変わった雰囲気の違う写真になるが、傾けた意味が無い。私的には一つ前がベストショットだ。

5.jpg

反対側に廻ってみたり・・・

6.jpg

 横に廻ってハイアングルで撮影してみたが結果はイマイチだ。やはり先程の写真がベストショットだ。しかしドールの位置は一切変わらずカメラアングルだけでこれだけ違う写真が 撮影できるのがご理解頂けたかと思う。これに縦位置、横位置、アップ、引き等のバリエーションを加えると同じ場所で同じ物を何枚撮っても同じカットが無くなる。こうなると家に帰って写真をネットに公開する時などどれにしようかなと写真を選ぶのも楽しくなるのではないだろうか?

 どれだけのアングルを思いつくかは撮影する人の「引き出しの多さ」と言うことになるだろうけど色々撮影してみる、グラビアなどを見てこんな写真を撮影してみたいなどと研究するのも面白いかもしれない。あと前からドールを撮影する時、カメラの位置によって同じドールでも表情が違ったりするのでそ んな違いも撮り分けると更にバリエーションが増えるかもしれない。

 また二次的産物でこうやってたくさん撮影することは撮り漏れのリスクを回避できる。例えばメディアへの書き込みエラーなどはその場で気付かないかもしれない。しかしこうやってたくさん撮影しておけば1枚エラーが出ても、他の写真で思い出は残せる。沢山撮影することはアングルの引き出しを多さを増やすだけでなく、写真をきっちり残すリスクマネジメントにもなっているのだ。

三脚が無くても大丈夫?手ブレを防ぐ小技集

p1.jpg

 スローシャッター使用時手ブレを防ぐにはがっちりした三脚が有効だが、旅先などで撮影したい時十分な性能の三脚がない場合がある。しかし最低限の写真は残したい、そんな時役に立つ手ブレ防止のテクニックを紹介する。

1・台を利用する
2・手すり等を利用する
3・連写を活用する
4・セルフタイマーを使用する

1・台を利用する

p2.jpg

 撮影時に台になる物があればそれを利用しよう。写真のようにレンズの角度は下に小物を詰め込んで調整する。写真はレンズキャップと櫛だが、なんでもいい。こんな感じで固定できれば簡易三脚になる。しかし固定が十分ではないのでシャッターは後述のセルフタイマーを使用した方が確実。

2・手すり等を利用する

p3.jpg

 台になる程の物はないが手すり等がある場合はそれを利用して写真の様に構える。通常レンズ下を支えている左手で手すりにカメラを押さえつけ固定している。普通に構えるより数段シャッター速度を稼げる。

3・連写を活用する

p4.jpg

 手ブレが発生する原因の一つにシャッターの押下がある。シャッターボタンを指で押し込む瞬間にカメラをブラしてしまうのだ。そこで連写モードに切り替え数枚シャッターを切ると最初の1枚はブレているが2枚目以降が成功する確率が高い。手ブレ限界速度の1~2段遅い速度なら救済できる可能性がある。しかし体を微動だにしない時間は長く続かない、枚数にして3~4枚が限界。4枚撮影すれば2、3枚目に使えるカットが撮れている可能性が高い。

4・セルフタイマーを使用する

p5.jpg

 十分な性能の三脚がない、シャッターリモコンも無い、1の様な手段でカメラを固定した場合などカメラが不安定な場合シャッターボタンを押した瞬間にカメラ本体をブラしてしまいブレた写真になる場合がある。これを回避する方法にセルフタイマーがある。

 セルフタイマーは記念撮影用などに使うボタンを押してから10秒前後でシャッターが切れる機能。これを使用すればシャッターボタンを押した瞬間にカメラがブレても10秒の間にカメラのブレが止み綺麗な写真が撮影できる。しかし動いている物は10秒後にはどこかに行ってしまうので動体には使えない。しかし動かないドールの撮影には覚えておいて損はないテクニック。

p6.jpg

 旅先なので性能の低い三脚を使用した。露光時間は約4秒。そのままシャッターを押すとご覧の様に手ブレが発生した。

p7.jpg

 セルフタイマーを用いてあげることによりブレのないクリアな画像に。

 Nikonのカメラならリモコンがオプションとしてあるのでそれを利用するとシャッターチャンスを逃さず撮影できる。「走ってきた車や電車がこの位置に来たらシャッターを切ろう」みたいな時確実なシャッターチャンスが得られる。

機種 リモコン
D610・D600・D7100・D7000・D5300・D5200・D5100・D5000・D3200・D3000・D90・D80・D70S・ D70・D60・D50・D40X・D40・U2・U・ライトタッチズーム用・Nikon 1 V2・Nikon 1 V1・Nikon 1 J2・Nikon 1 J1・COOLPIX A・COOLPIX P7800・COOLPIX P7700・COOLPIX P7100・COOLPIX P7000・COOLPIX P6000 Nikon リモコン ML-L3
Nikon リモコン ML-L3
D4※、D3シリーズ※、D800シリーズ※、D700※、D610、D600、D300シリーズ※、D7100、D7000、D5300、D5200、 D5100、D3200、D3100、COOLPIX Aなどの10ピンターミナル※またはアクセサリーターミナルを装備したカメラ

※ 付属のWR用変換アダプター WR-A10 が必要。D4、D800シリーズ以外の10ピンターミナル搭載カメラ(フィルムカメラを含む)は、半押し・レリーズのみ使用可能(D1、D1H、D1X、D100〈+ MB-D100〉を除く)。
Nikon ワイヤレスリモートコントローラーセット WR-10
Nikon ワイヤレスリモートコントローラーセット WR-10

 上段のリモコンは実売1500円程度、下段のワイヤレスは10000円少々。入門機にはリモコンが使えるが、中級機以上は使用できない。中級機以上はこうしたオプションにもコストが掛かる場合がある。

夜景をバックに綺麗な写真を撮ろう

5.jpg

 夜景は昼間の写真とイメージが一変する。綺麗なイルミを見ると是非「ドールとの想い出の一枚」を撮影してみたいと思うだろう。ここでは夜景撮影についての注意点を作例を紹介しながら紹介する。

1・ストロボを使用しないで撮影する
2・ストロボを使用して撮影する
3・夜景撮影の留意点

1・ストロボを使用しないで撮影する

ホワイトバランス:オート
ホワイトバランス:晴天
1.jpg 2.jpg
ISO800、1/20、f2.2、「P」+1.0
ISO800、1/25、f2.5、「P」+1.0

 ストロボを使用しないで撮影する時はホワイトバランスと露出がキモだ。作例ではホワイトバランスを「オート」と「晴天」で撮影しているがホワイトバランスを変えるだけで別物の写真になる。どちらがいいかは好みだろうが、一言で言うと「オート」で撮影すると正しい色、「晴天」で撮影すると雰囲気がある写真という感じだ。

 露出はイルミをバックに夜景という場合カメラの露出計が指す数字よりプラス側に適正露出がある。作例はどちらも露出補正を+1.0に設定してプログラムモードでスナップみたいに撮影したもの。ドールは適正露出、背景はオーバー気味で煌びやかな写真が出来上がる。

2・ストロボを使用して撮影する

 ストロボを使用するとドールは適正露出になるが、通常「P」「A」モードでストロボをONにするとシャッタースピードが1/60に固定される。通常のズームレンズだと絞りをめいいっぱい開けてもf4程度なので背景が暗くなってしまう。モードを「M」に切り替え何処までシャッター速度を落とせるかがキモになる。

3.jpg 4.jpg
ISO800、1/15、f8
ISO800、1/8、f5.3(開放)

 左の写真、こんな写真を撮影する為に時間と金をかけて撮影に行ったのかと言うような残念な写真。f8と絞っているとはいえ1/15でも背景は真っ黒、イルミの綺麗さが表現できていない。開放値f4のズームレンズを使用して「P」モードで撮影ても同じ様な写真になってしまう。

 そこで右の写真の様にシャッタースピードを落として更に絞りを開いて再度撮影してみた。明るさ的には2段分明るくなっている。左の写真よりだいぶ明るくなったが、もう一息。

5.jpg

ISO800、1/4、f5.3(開放)

 そこでシャッタースピードを更に一段落として1/4としてみたところ良い感じになった。

6.jpg

ISO800、1/4、f5.3(開放)

 折角ストロボを装着したので冒頭の写真と似たような写真も撮影してみた。冒頭の写真は単焦点、この写真はズームなので背景のボケ具合は異なるが、ストロボを使用すると「背景は雰囲気があり被写体は正しい色の写真」となる。またストロボを使用するとピントがかっちり出た写真になる。この辺は好みの問題だがストロボ使用の有無でイメージの異なる写真となる。

 作例の写真は外部ストロボをTTLオートで発光させたもの。ストロボはそのまま使用すると発光面積が小さく不自然なテカりが発生するのでディヒューザーの使用をお薦めする。

ハクバ写真産業 クリップオンストロボディフューザー 2WAY L DSD-CL2L
ハクバ写真産業 クリップオンストロボディフューザー 2WAY L DSD-CL2L

 内蔵ストロボの場合下のような物がいいだろう。

Kenko ストロボアクセサリ ストロボディフューザー 「影とり」 SDF-26
Kenko ストロボアクセサリ ストロボディフューザー 「影とり」 SDF-26
エツミ ストロボアクセサリー ポップアップストロボディフューザー(3色入り) E-6217
エツミ ストロボアクセサリー ポップアップストロボディフューザー(3色入り) E-6217

 ディヒューザーを持っていない場合、コピー用紙で代用してもこの様に同じ効果がある。

3・夜景撮影の留意点

7.jpg

 夜景撮影での留意点はただ一つ、スローシャッターを多用するので手ブレに注意すること。手持ちだと相当の確率で失敗する、出来ればしっかりした三脚で固定して静かにシャッターを押すこと。リモコンなどでカメラに触れずにシャッターを押せれば安心、リモコンがない場合この様にセルフタイマーを使用する手もある。

効果抜群、0円&お手軽ソフトフィルター

b1.jpg

 ソフトフォーカスやフォギー効果の写真もたまにはあると面白い。いつもこんな写真ばっかりだと飽きるけど何枚かの写真の中にこういった写真を加えるとア クセントにもなる。こんな写真はフィルターを使うことで簡単に撮影出来るが、今回はフィルターを使用せず、パソコンの画像加工もなしで挑戦する。ではどうやって撮るのか?

b2.jpg

 正解はこれだけだ。息で曇らせると霧がかかった雰囲気が再現出来る。またこの曇りは時間の経過と共に無くなるので効果の大小は息を吹きかけてからの経過時間で調整する。ここでの注意点はをいくつか。

1・こんな事するしない以前にレンズは汚れたり、傷が付くと高くなるので前面に「ニュートラルカラーフィルター」を装着しておくこと。息を吹きかけるのはこのフィルターにした方がいい。直接レンズの前玉に息を吹きかけるのは汚れを除去しにくいのでオススメしない。

2・息を吹きかける時にツバを飛ばさない様に注意(w

3・前面が曇るとオートフォーカスが効かなくなる事もあるので、あらかじめ三脚に固定してピントを合わせた後息を吹きかける方が楽。またオートフォーカスが暴走しない様にピントを合わせたらオートフォーカスはオフにするか、フォーカスロックを活用する。

4・息を吹きかけたらファインダーで覗き、いい感じになったらシャッターを切る。

の様な順序で作業する。

b3.jpg

 普通に撮影した写真はこんな感じ。ピントもきっちり合ったありふれた写真。

b4.jpg

 まだ曇りが多い時にシャッターを切った例。効果がわざとらしく失敗だ。

b1.jpg

 やはりこれ位がさりげなくていいと思う。少し効果が弱いかなという程々のラインが綺麗に仕上げるコツ。

 これは結婚式場に出入りしている時に先輩に聞いたテクニック。「プロなんだからちゃんとフィルター使えばいいじゃん!」と思うかもしれないけ どフィルターをねじ込む作業というのは色々危険を伴うのだ。一番は着脱の時手が滑って落としてしまうこと。「静かな教会&厳かな雰囲気の中響き渡る物の落下音!」は絶対やってはいけない失敗の一つ。で考え出されたのがこの簡易フィルター。ブーケや窓際の新婦さんを撮影する時ちょっと使ってあげると喜ばれた。愛しのドールにも使ってあげると喜ばれるかも。

手ブレしない握り方、構え方、シャッター速度

p1.jpg

 今日はカメラの基本的な構え方について解説する。どんなテクニックを駆使しても「手ぶれ」が発生して写真がぼやけてしまったら全てが水の泡、三脚を利用 してじっくり撮るのも良いが、コンパクトな一眼レフの機動性を生かして手持ちでバンバン撮影するときの為に基本姿勢はマスターしておきたい。

1・手ブレを起こさないシャッタースピード
2・カメラの基本的な握り方
3・カメラの基本的な構え方
4・練習を積むと・・・

1・手ブレを起こさないシャッタースピード

 初心者の人はひとつの目安として「焦点距離分の一」位のシャッタースピードでは手ブレをしない様に訓練するといいだろう。例えばフルサイズのカメラでは50mmのレンズの場合1/50が限界点となる。しかしAPSサイズのデジカメは1.5倍の1/75、フォーサーズの場合2倍の1/100となるので注意だ。それより速ければ手ブレしにくいし、遅ければ手ブレする確率が上がる。

 しかしこの数値は目安であって1/60なら絶対手ブレしない、1/30なら絶対手ブレするという絶対値ではない。訓練次第では相当の遅いシャッタースピードでもてブレが防げる。まずはこの目安の数値で手ブレしないように練習してみよう。また手ブレしにくい握り方(冒頭の写真)、構え方というのもあるので写真を続けるのであれば早めに体に覚えさせよう。

 また最近は手ブレ補正機能搭載のレンズが増えているが、手ブレ限界点を2~3段分稼いでくれる。手ブレ補正レンズの場合冒頭の50mmで例えると1/6~1/12のシャッター速度が限界点になる。同様にAPSの場合1/9~1/18、フォーサーズの場合は1/12~1/24となる。

2・カメラの基本的な握り方

p1.jpg

 カメ ラの握り方は上の写真の通りだ。右手でグリップ部分を握り、人差し指でシャッターを押す。左手はレンズの下部を持つ。右親指である程度のボタンやダイヤル操作が出来る。

 またカメラストラップは写真のように首に掛ける、あるいは手に巻き付けておけば手が滑ったときの落下防止に役立つ。純正の本体同梱の物で十分なので必ず装着しよう。

3・カメラの基本的な構え方

p6.jpg

 基本的なカメラの構え方は写真の通りなのだが文章で注意点を書くとこんな感じになる。

・両脇をしっかり締め胴に肘をつける。

・両手で握ったカメラを顔にしっかり押し付け固定する。

・シャッターを押す人差し指はカメラに振動を与えないように優しくゆっくりと。

 写真には写ってないが、足は肩幅くらいに開くといいだろう。また上記のような注意点を書くと力んでしまいかえって手ブレする可能性もある。体の力は抜いて優しくシャッターボタンを押そう。さらにシャッターを切る瞬間は呼吸を止めると完璧だ。

p2.jpg p3.jpg
横位置
p4.jpg p5.jpg
縦位置はシャッターボタンが上下どちらでも撮影できるようになっておこう。

 左目は開けていても閉じていても構わない。私の場合、周辺の状況を確認するときは開けている。腕が体にしっかり付いていることや、カメラをしっかり顔に押し付けていることに注目して欲しい。

4・練習を積むと・・・

 練習を積むとスローシャッターでも手ぶれする確率が減ってくると先ほど書いたが、フルサイズ50mmで1/30、1/15でブレない様になる。私の場合フルサイズ50mmだと手ぶれ補正無しで1/4位が限界。スローシャッターを切れると偉い訳ではないが三脚が使用できない状況など、いざという時少しは役に立つ。

 しかしある程度のスローシャッターで作品を創る場合は面倒でも三脚を使用する方がいい、よりかっちりした作品になる。というか作品を作るときは面倒がらず絶対三脚を使用すべし!

p7.jpg

1/4だと若干手ブレは発生するも見れる程度の写真に仕上がる。

p8.jpg

1秒で切るとやはり手ぶれしてしまう。とっさの記録写真で何とか使えるレベル。

窓際の露出決定テクニック(朝日の当たる窓辺編)

5.jpg

 以前「これで逆光も怖くない、夕日をバックに嫁を撮る!」という窓辺の夕日をバックに撮影する時の露出決定の方法を紹介したが、今回はその応用で朝日の降り注ぐ窓辺で撮影してみる。

4.jpg

 まずは露出が1~2段プラスになる様に撮影する。作例はISO400相当、f8、1/125で撮影している。適正露出で撮影すると窓の外がきっちり写ってしまい朝日が降り注ぐような白っぽい雰囲気にならない。窓側でちょっとおしゃれな雰囲気に撮影するなら露出は1~2段プラスと覚えておこう。

 写真を見てみると顔の窓側は飛び気味になっていて朝日の降り注ぐ雰囲気が表現できている気がするが、カーテンや光の当たっていない髪の毛が黒っぽくなっていて汚い。もう少し何とかしたいところ、そこでストロボを使用する。

5.jpg

 そこでTTLでストロボを照射してみた。TTLオートでバウンス発光とした。ストロボの光によってカーテンや髪の毛の色も綺麗に出て朝らしい写真になった。

これで逆光も怖くない、夕日をバックに嫁を撮る!

s0.jpg

 ふと夕方に窓の方を見ると、部屋に夕日が降り注ぎ綺麗な雰囲気を醸し出していた。綺麗な夕日の雰囲気をバックにドールを撮影するには一眼デジカメのマニュアル操作が必要となってくる。今日は露出決定の考え方を順を追って説明する。この考え方で撮影すればたぶん格好よく撮影できる?

s1.jpg

 西側の窓、夕日が降り注ぐ部屋の中に被写体のドールが居る。この環境で撮影を進めてみる。

s2.jpg s3.jpg
作例1

絞り値: f/10
シャッタースピード: 1/400秒
ISO感度設定: ISO 400

作例2

絞り値: f/18
シャッタースピード: 1/250秒
ISO感度設定: ISO 400

 まずはオート、ストロボ無しでこの状態を一枚撮影してみた(作例1)。モデルの咲夜さんは真っ黒。しかし奥の窓ガラスの部分は綺麗に(適正露出 で)写っている。なのでプログラム的にはOK、目で見た印象とかなり異なり失敗写真だけど、逆光下でプログラムオート撮影するとこんな感じになってしま う。次にストロボをバウンス(下の解説参照)で自動発光させると「作例2」のようになる。記録ならこれでいいが、およそ綺麗な写真とはいえないし、見た目 とも全然違う。納得できないのでここからマニュアルモードに変更して撮影する。

※バウンス: ストロボの光を直接被写体に当てるのではなく白い天井や壁に反射させて撮影すること。光が柔らかくなり、自然光で撮影したような自然な写真に仕上がる。

s4.jpg s5.jpg
作例3

絞り値: f/8
シャッタースピード: 1/160秒
ISO感度設定: ISO 400

作例4

絞り値: f/8
シャッタースピード: 1/125秒
ISO感度設定: ISO 400

 再びストロボを切り、プログラムモードをマニュアルモードにする。露出を+2段位オーバーになるように設定し撮影したのが作例3だ。ここでは窓ガ ラスの写り方のみ気にしてモデルの咲夜さんは気にしない。夕日のキラキラ感が出る露出を探そう。咲夜さんの明るさは後ほどストロボで決定する。

 露出のオーバー具合は半分「勘」だ、プラス1~3段位にいい感じの場所があるはずだ。絞りはズームの場合f8~11位、短焦点の場合4~5.6にセットし、あとはシャッタースピードを決定する。

 1/160秒だと窓の表現が若干暗い感じだったので1/125にしてみたのが作例4だ。これでカメラの露出決定は終了。今度はストロボの設定に移る。

s6.jpg s7.jpg
作例5

絞り値: f/8
シャッタースピード: 1/125秒
ISO感度設定: ISO 400
ストロボ同調: TTL(+-0)

作例6

絞り値: f/8
シャッタースピード: 1/125秒
ISO感度設定: ISO 400
ストロボ同調: TTL(+1)

 ストロボはTTLの自動発光で構わない。とりあえず白い天井や壁にバウンスさせて撮影してみる。TTLの補正なしでそのまま撮影した「作例5」でもまぁまぁだが、少し顔が暗いので+1.0段発光量を増やして撮影したのが「作例6」。

 夕日のキラキラ感も出て、ストロボの不自然感も無く、咲夜さんも綺麗に写った。しかし何か物足りない。全てが適正すぎて面白くない、夕日のオレンジ色感が足りない。そこで今度は夕日のオレンジ色感を出すためにホワイトバランスを操作してみる。

s8.jpg s9.jpg
作例7

絞り値: f/8
シャッタースピード: 1/125秒
ISO感度設定: ISO 400
ストロボ同調: TTL(+1)
ホワイトバランス: 曇天

作例8

絞り値: f/8
シャッタースピード: 1/125秒
ISO感度設定: ISO 400
ストロボ同調: TTL(+1)
ホワイトバランス: 日陰

 ホワイトバランスを「曇天」にしてオレンジ色感を演出してみたのが「作例7」。調子に乗って更にオレンジ色感を強くする「日陰」にしてみたが、これはちょっとやりすぎに感じた(好みの問題だけど)。この場合私は「作例7」がベストショットだ。ホワイトバランスに関してはこちらで解説

s8.jpg

 逆光は慣れるまでは難しいが、うまくいくと綺麗でドラマチックな写真になる。色々カメラの設定をいじると何かよく分からなくなってくる。そこで背景の設 定、ストロボ(被写体)の設定、ホワイトバランスなどのその他設定と順序立てて構築していくとうまくいく。今度の夕日では是非チャレンジして娘さんを綺麗 に撮ってあげて欲しい。金網入りの防犯ガラスが背景なのでうちの部屋はイマイチお洒落じゃないですね。外には洗濯物もあるし。露出決定のチャートという事 でお許し下さい。

窓際の露出決定テクニック(夜景の見える窓辺編)

j1.jpg

 先日「これで逆光も怖くない、夕日をバックに嫁を撮る!」という窓辺の夕日をバックに撮影する時の露出決定の方法を紹介したが、今回はその応用で夜景の見える窓辺で撮影してみる。

j2.jpg

 撮影時のセッティング。ドールを窓際でというとベッドの上に物を置かなくては高さが稼げなかったのでベッドをバスタオルで養生した。撮影時に物を置いたら汚れたり、傷付ける恐れがあるときは必ず養生を行おう。カメラマンの中には三脚に靴下を履かせている者もいる。

 まず、室内の照明だが、通常の照明の明るさだと夜景に露出をあわせた際、室内のものは真っ白になってしまう。理想は完全に照明を消して真っ暗にすることだが、私は作業性を考え小さな照明のみONとした(寝る時ナツメ球位の明るさ)。

j3.jpg

 露出はドールは関係なしに夜景のみに気を配り決定する、夜景が綺麗に写る露出を探そう。作例の場合ISO400相当でf8、シャッタースピードは4秒だ。ドールが暗いが、次にストロボを照射して明るくするので気にしない。

 ナツメ球位の電球でもこれ位の明るさが顔を照らしている。電球色の色かぶりが嫌いならこの時完全に照明を落として室内は真っ暗にしておく。真っ暗だとオートフォーカスが効かないのでピントを合わせ、オートフォーカスを切ってから照明を切るといい。

 また夜景撮影時はスローシャッターを切ることになるので手ブレ防止のため三脚を使用してゆっくりシャッターを切ろう。

j1.jpg

 ストロボをTTL調光で照射する。マニュアルできっちり計って照射しても良いがTTLは結構使えるのでこのまま自動発光とした。目で見た雰囲気に仕上がっていれば成功だ。

内蔵ストロボしか使えないコンデジ等でクリップオンを使う裏技

x1.jpg

 Nikon 1 J1~3の欠点の一つにクリップオンストロボが装着できないことがある。LD-1000 を使いなさいという事なのだろうけどおよそ満足いく写真が撮影できないことは容易に想像が付く。今回はクリップオンシューが無いカメラでクリップオンストロボを使用してみる。結果が気に入ればコンパクトカメラにだって応用が出来る裏技。

x1.jpg

 Nikon 1 J1~3とクリップオンストロボをETSUMI ストレートブラケットII に装着する。ストロボはTTLが使用できないのでマニュアル使用となる。よって他社製でも何でも構わない、首を上下左右に振ってバウンスできればオッケーだ。そして今回の裏技のキモはストロボの下に写っている「ETSUMI スレーブユニット 」、これが内蔵ストロボの光に反応して大きなクリップオンのストロボを発光させてくれる。写真を見るとストロボが前後逆に思うかもしれないが、光の反応を優先してスレーブユニットのレンズが前に向く様に装着する。

 カメラの内蔵ストロボは発光させるが、なるべく写真への影響を無くすため調光補正の値を最も暗くする。「-3.0」が最小値なのでこの値を選択する。ストロボの向きが逆なのは先述の通りスレーブユニットの受光部を前に持っていった為。なおシャッタースピードはストロボの同調を考えて1/60より遅くしたい。

x3.jpg x4.jpg

 ISO400相当でカメラをマニュアル1/60、f8とした。とりあえずクリップ音ストロボのスイッチは切って撮影してみる。内蔵ストロボも発光していない状態が左、内蔵ストロボを発光させた状態が右。ドールの左側に影が出来たり、僅かに明るくなっているが画面全体を支配している程の明るさではない。これでいいのだ。

x5.jpg

 いよいよクリップオンストロボをバウンスで発光させてみる。マニュアルなので露出計で計測してもいいし、何枚か撮影してモニタで確認しながら発光量を変えてもいい。実際慣れればテキトーにいじっているうちにいい発光量は見つかるはずだ。参考までに今回はNikonのSB-600を1/4で発光させている。

x6.jpg

 内蔵ストロボで漫然と撮影した写真。やはり上の写真と差は歴然、光をどう扱うか、より良い光を作り出すことが重要なことが痛感できる。天井バウンスは手軽に柔らかい光を作れるのでストロボの向きが変えられるのは大きなメリットだ。

x7.jpg x8.jpg

 調子に乗ってRICOH R10 でも撮影してみた。2008年製、1000万画素のデジカメなのでアラはあるが、光がきれいに回りこれ位の写真になる。右の内蔵ストロボに比べると差は歴然だ。この機種は細かい設定が出来ないので露出補正を-2.0に設定して撮影した。

夜景撮影時におけるカメラ、ストロボ光量の調整

b3.jpg

 夜景のストロボ同調撮影となるとカメラ本体の露出、ストロボ発光量の連携となる。そこでこれら二つを分けて考えないと撮影していくうちにどちらをどう調整すればいいのか訳が分からなくなる。今回は夜景のストロボ同調撮影時の基本中の基本について解説する。(作例はストロボ、環境光のホワイトバランスを合わせています。ホワイトバランスの調整についてはこちらの記事を参照下さい。)

 冒頭の写真の様な夜景バックのドール写真を撮影する場合基本的な考えはこうなる。

カメラの撮影モードはMモードとし、P、Aは使用しない。

 P、Aモードでストロボを発光しようとすると自動的にシャッタースピードが1/60等とかなり早くなってしまい背景が真っ黒になることがある。夜間等暗所でストロボを使用する時はMモードにして手ぶれしない限界までシャッタースピードを落とそう。

背景の明るさ調整はカメラ本体の露出で調整する。

 カメラの露出というと、ISO感度、シャッタースピード、絞りの連携だが、特にシャッタースピードが重要になる。

ドールの明るさ調整はストロボの発光量で調整する。

 この三つが基本原則だが、それぞれの設定について順に解説していこう。

b1.jpg

 まずは背景の露出を決定する。ISO3200、f8、1/6でこの様な感じになった。ほぼ狙い通りなのでカメラの設定はこれで終了だ。

b2.jpg

 次にストロボの発光量を決定する。TTLオートを使用しているが、夜間で背景が暗いので-1.0の補正を加えた。ドールに見立てた手を写し込んでみたが、違和感なく肌色が出ている。ストロボの発光量もこれで良さそうだ。

b3.jpg

 ドールをフレーミングして撮影。背景の明るさ、ドールの明るさの順に設定値を決めていけば「どちらもいじって訳が分からなくなる」様なことは回避出来ると思う。

b4.jpg

 同じく先ほどの写真と似たカットだが、シャッタースピードを1/10にしてみた。背景の桜の華やかさは少なくなったが、ドールの描写は変わっていない。

 シャッタースピードを早くすれば背景が暗くなるし、遅くすれば明るくなる。逆にストロボの発光量を増やせば背景は変わらないままドールが明るくなるし、発光量を減らせば背景はそのままドールが暗くなる。

 ストロボを同調した夜景撮影は慣れないと背景真っ黒、ドールだけ真っ白みたいな汚い写真になってしまうが、下の三点を押さえて順を追って調整すれば綺麗な夜景写真が撮影出来る。

・カメラの撮影モードはMモードとし、P、Aは使用しない。

・背景の明るさ調整はカメラ本体の露出で調整する。

ドールの明るさ調整はストロボの発光量で調整する。

環境光にストロボ光のホワイトバランスを合わせるフィルター

a1.jpg

 街灯下の桜の木をバックにストロボで撮影したドール写真。何の変哲もない写真だが、この写真を撮影するには少々ホワイトバランスを考えなくてはならない。街灯(水銀灯)とストロボ光のホワイトバランスが異なる為何処かで帳尻を合わせる必要がある。今回は街灯下を例に環境光とストロボ光のホワイトバランスを合わせてみる。

a2.jpg

 まずは環境光の話から入ろう。通常のホワイトバランス(太陽光)で街灯下の桜を撮影するとこの様に緑色被りとなる。蛍光灯も水銀灯に比べると弱いが同じ傾向になる。これを解消するにはホワイトバランスを「蛍光灯」に設定して緑の補色であるマゼンダ色を強調する。

 しかしそうすると今度はホワイトバランス「太陽光」で正しい発色をするストロボ光がマゼンダ色になってしまう。そこで、どうするか。

a3.jpg

 ストロボも環境光同様緑色に被る様にフィルタをかませるのだ。これで環境光とストロボ光のホワイトバランスが「ほぼ」一致する。「ほぼ」と書いたのはフィルムの濃淡だけでは完全に一致出来ないからだ。

a4.jpg

 今回は水銀灯なので濃い緑を選択したが、他にも電球色に対応出来るオレンジなど計4枚が付属していた。これらのフィルターはNikon SB-900の付属品だが、汎用なら下の様な物を購入してもよい。

Godox CF-07 35pcs ユニバーサル スピードライト カラーフィルター キット Canon Nikon Pentax Godox Yongnuo スピードライトフラッシュ用 (7色 各色5個入り)
Godox CF-07 35pcs ユニバーサル  スピードライト  カラーフィルター キット Canon Nikon Pentax Godox Yongnuo スピードライトフラッシュ用 (7色  各色5個入り)

 上の汎用フィルタはamazonの評価が低いが単なるセロファンなので耐久性に難がある。ラミネートしたり、トレーディングカードを収納する様な透明な袋に入れてやるなど自分なりに加工する必要がある。また早く欲しければプライム対象店を選択した方が良さそうだ。

a5.jpg

 ストロボを装着したらホワイトバランスを環境光に合わせるか、ストロボに合わせるかといった問題になるが、これはストロボにホワイトバランスを合わせるのがいいだろう。ドール撮影なのでドールが綺麗な色、背景はそこそこでいいのだ。

 私は出かける前に白い紙の前で緑フィルタを装着したストロボを発光させプリセットマニュアルのデータを取得した。ホワイトバランスを「プリセットマニュアル」にすればこのストロボで撮影した被写体は適正な色になる筈だ、早速撮影に出かける。

a6.jpg

 桜咲く現地に到着。ストロボを発光させずホワイトバランス「プリセットマニュアル」で桜を撮影。少しマゼンダ(ピンク)が強い気もするが、綺麗なのでいいだろう。

a1.jpg

 桜の木の前にドールを配し、ストロボを発光させて撮影してみる。ドールも適正色、背景も雰囲気のある写真となった。

 異なる光源での撮影となるとホワイトバランスをどうするかと言った問題に直面するが、今回の記事の様に順を追って潰していけばそれほど難しい問題ではない。

・ 環境光のホワイトバランスにストロボの色を合わせる。

・ 撮影時のホワイトバランスはストロボ側優先。

こんな原則で考えればいいだろう。

適正露出は一つじゃない

0.jpg

 適正露出とは何だろうか、「露出計の示す数値」というのはかなり間違いだ。今回は同じ場所、同じ時間で露出を変えて撮影してみた写真4枚を紹介する。写真に何を求めたかによって全てが適正露出とも言える。露出計の示す数値はあくまでも目安、最終的に適正露出を決めるのは自分自身だ。

1.jpg

1・ 1/640、f13

 とりあえず+1.0のプログラムオートで撮影してみた。雪&逆光ということで+2.0以上の補正は必要と思いながらもちょっと興味本位で撮影してみたカット。実際適正露出部分は背景の空位で残りは全てアンダー、しかし雪の凹凸感とキラッと夕日が当たったエッジのハイライトが綺麗な写真になった。目では絶対見えない写真ならではの世界だ。

2.jpg

2・ 1/500、f11

 同じくプログラムで+2.0の補正をかけて撮影した写真だ。目で見た風景よりまだアンダーだが、だいぶ目で見た風景に近くなってきた。背景の雲や雪の凹凸感は残るが、ドールはややアンダーだ。ドール視点だと上の写真よりマシになったが、写真のインパクトは薄れた気がする。

3.jpg

3・ 1/400、f8

 今度はモードをマニュアルにして先ほどの写真より+1.3段明るくして撮影した。ドールは適正露出、雪もほぼ真っ白になった。写真としては綺麗な写真だが、空の雲はオーバーで判別できず、雪面の表現も変わってきた。

4.jpg

4・ 1/200、f8

 さらに一段シャッタースピードを早くして露出をオーバー気味にかけてみた。全体が白っぽくなりきれいな写真になった。冒頭の写真と比べると全く趣が異なる写真になった。雪が絵で描いた様な真っ白に表現できている。

 個人的に気に入っている写真は1、ドールとのスナップと考えれば3を選択するが、好みによりよい写真悪い写真は変わってくるのではないだろうか。全く同じ場所、同じ時間露出を変えるだけで写真は全く別物になる。

 露出計の示す「適正露出」は絶対的な数値ではない。更に自分でさじ加減を施すことにより自分の世界を写真の中に刻むことが出来る。

写真の露出・光・色のルールブック写真の露出・光・色のルールブック
近藤 伍壱

マイナビ 2013-07-26
売り上げランキング : 126656

Amazonで詳しく見る

 光の向きや写真の明るさは、写真のイメージを決定づける最も重要な要素です。プロのフォトグラファーが撮影した料理の写真が不思議とおいしそうに見えるのは、光の向きや強さ、その特性をよく理解して適切な写真の明るさ、つまり「露出をしっかりと見極めているからです。
 本書では、撮影者の意図した露出に合わせる基礎的な操作から、画像編集ソフトによる調整方法、光の特性を利用した表現、手軽なライティングの知識にいたるまで、露出に関するルールやフィーリングなどを、豊富な作例と共に解説をしています。
 「思い通りの露出にならない」「伝えたいイメージに近づけない」そんなときには、この本を開いてみてください。きっと問題を解決してくれるヒントが見つかると思います。(本書「はじめに」より抜粋)

雪の環境下での露出ワーク

1.jpg

 雪が降ったらドールを撮影したくなるのは人情だ。しかし真っ白な雪は露出補正をしっかりやってあげないと白銀の世界を表現できない。今日は雪の環境下での露出補正について解説する。

2.jpg 3.jpg 4.jpg
0
+1.0
+2.0

 同じ場所で雪景色を三枚撮影してみた。この場合+2.0の写真がもっとも見た目に近い。雪景色で撮影するポイントはただ一つ、露出をオーバー気味にかけること。被写体にもよるが、およそ+1.0~2.0の所に適正露出がある事が多い。カメラのオート任せだと灰色の雪になってしまうのだ。

1.jpg

 これはISO400相当オートで撮影した物だが、露出補正を+1.7段入れている。(機材:Nikon D5000 +Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR データ:ISO400、1/200、f7.1、WBオート)

5.jpg

 こちらも+1.7段の補正を入れている。雪は真っ白、ねんどろいどの谷川柑菜 も適正露出だ。(機材:Nikon 1 (ニコンワン) J2 標準ズームレンズキット レッド データ:ISO200、1/200、f4.2、WBオート)

6.jpg

露出補正+0.3だとこの様に雪が灰色に写る。適正露出の+-0.0だともっと暗くなってしまう。(機材:Nikon 1 (ニコンワン) J2 標準ズームレンズキット レッド データ:ISO160、1/250、f5、WBオート)

7.jpg

 こちらは雪景色+逆光という事で+2.0の補正を入れている。(機材:Nikon D5000 +Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR データ:ISO400、1/400、f10、WBオート)

ドールとお出掛けしたら写真は縦・横・アップ・引きで

y1.jpg

 以前講座の中で「一枚写真を撮影したら満足するのではなく色々な視点で撮影してみると良い写真が撮影できますよ!」みたいなことを書いたが、今回は同じ場所でズームの画角と縦横のみ変えて撮影してみた。意外と色々な写真が撮影できるものだ。

 今回の記事はブライダルカメラマンの時編集側から要望されたことだ。縦横、アップ、引きで撮影してもらえると編集側からすると色々いい様だ。アルバムに変化をつけるために縦横を使い分けたり、レイアウトの都合で縦(横)しか使えないと言う場合もある。また迫力のある主役のアップも欲しいが、一方で式の雰囲気が伝わる引きの写真も欲しい。良い、何度も見たくなるようなアルバムを作るには色々なバリエーションの写真が必要と言うことだ。

 またカメラマンからすれば機械の不具合等で1コマがきっちり写っていなくても数コマあれば使えるカットがあるだろう。撮り漏れという「事故」を防ぐことが出来る。一方複数ショット撮影しておくことはリスク回避になるが、同じ写真を何枚もというのは避けたい時はこうしたバリエーションで撮影しておくと都合がいい。

 それでは今回は「ドールとの旅行の思い出」という設定で冒頭の写真のバリエーションを紹介する。

y2.jpg

(1)縦、アップ

 背景がボケてドールの可愛らしさが画面いっぱいに詰まった写真。スマホの待ちうけなどにも都合が良さそうだ。反面ドールの可愛さは伝わっても背景が殆ど写っていないのでここで撮影しなくてもいい感じ。

y1.jpg

(2)横、アップ

 横にしてドールが同じ位の部分写るようにフレーミングしてみた。ドールは横位置になった分小さくなってしまったが、横長の写真はパソコンの壁紙やBlog記事に都合がいい。また縦位置の写真を失敗していた時、画質は落ちるが左右を切って縦長にすれば縦位置の写真にもなる。

y3.jpg

(3)縦、引き

 何処まで引くか考えたが、画面の下はあまり綺麗じゃないので全身が写るようにしてみた。アップの縦と比べ全身が写っているのでこの日どんな服を着ていたか情報量が増える。また手前の花、山と緑、遠景の海と背景の情報も増える。上二枚の写真と比較すると、よりここでしか撮影できない写真といえる。

y4.jpg

(4)横、引き

 4枚の中では一番情報量が多い写真だ。縦位置に比べさらに背景の情報量は増えるので「こんな場所にえりりんと行ってきました」という説明には一番いい写真だ、横位置もBlogに使うには都合良い。しかしドールは一番小さくなってしまう。

 「うちのこかわいい」という気持ちが強くなるとどんどんアップになってしまうが、こういう写真も撮影しておけば帰ってきてからでも楽しかった旅行を思い出すことが出来る。ドールと一緒に写真を眺めながら楽しかったひと時を思い出すのもいいだろう。

 4枚も撮る様な場所でないというなら(1)、(4)の二枚だけを撮影しておいても家に帰ってから色々便利だ。

写真構図のルールブック写真構図のルールブック
内池 秀人 福井 麻衣子

写真の露出・光・色のルールブック 風景写真のルールブック もっと写真構図のルールブック 静物写真のルールブック 写真が上手くなりたいなら覚えるべき50の掟 (玄光社MOOK)

by G-Tools

良い場所を見つけたら一枚の撮影で満足してはいけない

v5.jpg

 風景を見て構図を思いつき撮影する、この時一枚撮影して満足していないだろうか。良い場所を見つけたら撮影の70%は終わったようなものだが、残り30%をきっちり詰めて完成度の高い写真をものにしよう。今回は例として妹尾的思考回路を紹介する。

v2.jpg

 ロケハンをしていると地面近くまで垂れ下がった紅葉を発見。ドールが両手を上げれば届くか、届かないかの高さだ。上の様な写真が頭の中に思い浮かび、鞄の中で眠っているドールを叩き起こしポーズを指示する。

 ドールが「届かないよ~」としている頭の中で描いた通りの絵だ、それなりには撮れているがそれ以上ではない。折角だから顔を見せたい、しかしコントラストの高い髪の毛の光と影を見れば綺麗な写真にならない事は容易に想像がつく。

 いっそ木の向こう側に回って撮影すれば逆光でコンディションは良くなりそうだ。頭の中で次の構図を組み立てる。

v3.jpg

 ドールはそのまま、反対側に回ってみる。光はいい感じで後方の草が僅かに輝いていて美しい。しかしこちらから撮ることを想定してポージングした訳ではないのでドールの位置や紅葉の位置に不満が残る。再度立ち位置をドールに指示する。

v4.jpg

 自分の中で考えている状態に近くなってきた。この娘もこの位置で撮影すると可愛く写りそうだ。どうすればバランスが良くなるか、モニタを見て頭の中で検討する。

v1.jpg

 いよいよ最後の仕上げだ。紅葉の枝を僅かにたわませ(風でなびく程度、自然は傷つけちゃいけないからね!)丁度良い量をフレーミング、白レフで光を補うと同時に僅かに露出を補正して完成だ。

v5.jpg

 モデルさんを頑張ったのでご褒美に「高い、高い!」をw。目の高さで紅葉を鑑賞しています。これも作例と同じ紅葉の木、完全に逆光の位置に立ち紅葉の木で太陽を隠すようにするとこの様に葉が輝いて写る。

 撮りたい写真が一枚撮れちゃうとそこで満足しちゃうが、もう一、二枚、その場で粘ってみるともっと綺麗な写真が撮影できるかもしれない。

世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 何をどう撮る? 活用編世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 何をどう撮る? 活用編
中井 精也 ニコンカレッジ

世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 伝わる写真の撮り方編 世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書(改訂版) 写真がもっと上手くなる デジタル一眼 撮影テクニック事典101 世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 しあわせ子ども写真の撮り方編

by G-Tools
前の10件 1  2

写真集Amazonで発売中

DOLL & PENTAX

■ FULL SIZE(予算30~40万円位)

B01BWB4NSAPENTAX K-1 ボディ
リコー 2016-04-28

PENTAXデジカメ史上最強、フルサイズ。

楽天で最安店舗をチェック

■ APS-C(予算6万円台~10万円位)

B01MR8YP0K PENTAX デジタル一眼レフ KP ボディ 【ブラック】 KP BODY BLACK 16020
ペンタックス 2017-02-23

PENTAX最新機種。高画質、高性能、軽量APS-C。

楽天で最安値を見る
B01GQY46MGPENTAX K-70 DA18-135mmWRレンズキット 【ブラック】
ペンタックス 2016-07-22

高画質、高性能、軽量APS-C。

楽天で最安店舗をチェック

■1/1.7(予算4万円台~5万円)

B00MFD077GPENTAX Q-S1 ズームレンズキット ピュアホワイト
リコー 2014-08-28

小さいけどレンズ交換も、マニュアル撮影も出来る本格性能。軽くて楽しい一眼ミラーレス。

楽天で最安店舗をチェック

書籍

リンク集

東京ドール写真館

日本ドール写真作家協会

アーカイブ

筆者紹介

senoo.jpg

妹尾 好雄(せのお よしお)

 仕事でいくつか名前があるので「あ~○○さんね!」となる事もあるかもしれません。職業はカメラマン等です。PSP会員。

 機材紹介の他、ドール写真を撮る時の、プロっぽく撮影出来るテクニックなども紹介していければよいかなと思っています、どうぞ宜しくお願いいたします。

もっと見る

TWITTER

Powered by Movable Type 6.0.3