内蔵ストロボしか使えないコンデジ等でクリップオンを使う裏技

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 Nikon 1 J1~3の欠点の一つにクリップオンストロボが装着できないことがある。LD-1000 を使いなさいという事なのだろうけどおよそ満足いく写真が撮影できないことは容易に想像が付く。今回はクリップオンシューが無いカメラでクリップオンストロボを使用してみる。結果が気に入ればコンパクトカメラにだって応用が出来る裏技。

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 Nikon 1 J1~3とクリップオンストロボをETSUMI ストレートブラケットII に装着する。ストロボはTTLが使用できないのでマニュアル使用となる。よって他社製でも何でも構わない、首を上下左右に振ってバウンスできればオッケーだ。そして今回の裏技のキモはストロボの下に写っている「ETSUMI スレーブユニット 」、これが内蔵ストロボの光に反応して大きなクリップオンのストロボを発光させてくれる。写真を見るとストロボが前後逆に思うかもしれないが、光の反応を優先してスレーブユニットのレンズが前に向く様に装着する。

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 カメラの内蔵ストロボは発光させるが、なるべく写真への影響を無くすため調光補正の値を最も暗くする。「-3.0」が最小値なのでこの値を選択する。ストロボの向きが逆なのは先述の通りスレーブユニットの受光部を前に持っていった為。なおシャッタースピードはストロボの同調を考えて1/60より遅くしたい。

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 ISO400相当でカメラをマニュアル1/60、f8とした。とりあえずクリップ音ストロボのスイッチは切って撮影してみる。内蔵ストロボも発光していない状態が左、内蔵ストロボを発光させた状態が右。ドールの左側に影が出来たり、僅かに明るくなっているが画面全体を支配している程の明るさではない。これでいいのだ。

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 いよいよクリップオンストロボをバウンスで発光させてみる。マニュアルなので露出計で計測してもいいし、何枚か撮影してモニタで確認しながら発光量を変えてもいい。実際慣れればテキトーにいじっているうちにいい発光量は見つかるはずだ。参考までに今回はNikonのSB-600を1/4で発光させている。

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 内蔵ストロボで漫然と撮影した写真。やはり上の写真と差は歴然、光をどう扱うか、より良い光を作り出すことが重要なことが痛感できる。天井バウンスは手軽に柔らかい光を作れるのでストロボの向きが変えられるのは大きなメリットだ。

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 調子に乗ってRICOH R10 でも撮影してみた。2008年製、1000万画素のデジカメなのでアラはあるが、光がきれいに回りこれ位の写真になる。右の内蔵ストロボに比べると差は歴然だ。この機種は細かい設定が出来ないので露出補正を-2.0に設定して撮影した。

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